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カテゴリー「ピアノレッスン」の2件の記事

2010年12月 3日 (金)

嬰ハ短調

ピアノのレッスンを本格的にやりだして1年8ヶ月余。

126/分で片手弾きしている、課題のスケールがようやく嬰ハ短調まできました。

  嬰ハ短調 - Cis moll - C#マイナー

♯4つもありますが、意外と弾きやすい。

そして、独特の痛寂しい感じの響きがします。

最近、弾きたいと思うショパンの曲が嬰ハ短調が多いのに驚きます。

・マズルカ Op.63-3
再現部の対位法的処理がなんともそそります。

・ワルツ Op.64-2
手垢付き気味の超有名曲ですが本当に名曲です。
今年のヴェルビエでのユジャ・ワンにノックアウトされました。

一応、通しで弾ける曲では

・ノクターン 遺作「レント・コン・グラン・エスプレシオーネ」
映画「戦場のピアニスト」の曲。

そのうち是非弾いてみたい神曲が

・マズルカ Op.50-3
ホロヴィッツの演奏は神。

・ノクターン Op.27-1
超有名な27-2より、こちらが好きです。

とりあえず弾けたら格好良いのが

幻想即興曲
玄人にとっては弾きやすい曲らしいですが、素人には難しいです。

まあ、死ぬまでに弾けないだろうなと思うのが

・スケルツォ第3番
ポリーニ全盛の頃、アンコール3曲目あたりに弾いてくれて凄かった。

ショパンは嬰ハ短調にどんな思いを込めていたのでしょうか。

※ちなみに、今レッスンしている曲はシューベルト「楽興の時」第4番嬰ハ短調です。
とてもすてきな曲。

※故広瀬正のSF小説に「ツィス」というのがあります。
変わった筋書ですが、どんでん返しがあり面白い。
広瀬正の小説は綿密で好きです。
「マイナスゼロ」はタイムマシンものの超超名作。

2010年8月 8日 (日)

大人の本格的ピアノレッスンの現状

今日は3週間ぶりにピアノのレッスンを受けてきました。
今まで恥ずかしかったので、あまりレッスンの模様を記事にはしていませんでした。
ヌーブルジェのファンのためのブログですから、私のピアノが上手くなろうがどうか関係ない。

ただ、今日も音楽的・技術的に重要なことを山ほど教わり、今後のピアノ鑑賞に影響を及ぼすことも多かったので、たまにはレッスンの様子も書いてみることにします。

今日の課題は、

【1.スケール(音階の上り下り:↑ドレミファソラシド ↓シラソファミレド、実際は4オクターブ)】

 1調づつ、右手と左手を別々に。
 速度は126拍/分。
 2音/1拍のスタッカート4音/1拍でレガート
  最後に両手でカデンツ(ダン、ダン、ダン、ダン、ジャーンってやつ)を弾く
  現在♯5個のgis-mol(嬰ト短調)です。

 ハ長調から始まって、♭1,2,3,4,5,6ときて折り返してA-dur(ロ長調)の次ですから、全24調のうちの16調目ということになります。
  約1ヶ月で1調というペースです。
  短調の場合は、和声短音階と旋律短音階がありますので続けて1度にやります。
       
  練習の時は、2拍の長さで2㎜練習をまずします(2㎜の高さから打鍵しその後脱力して半分戻し、維持したまま次の音をまた2㎜の高さから打鍵して音を進める。これが結構つらい)
   次に、1拍の長さで、ハイフィンガー奏法で弾きます。つまり、指を高くあげ、縦に力強く打ち下ろします。
   次に、2音/1拍のスタッカート4音/1泊のレガートと練習していきます。
   ここまで、10分から15分くらいはかかります。
       
   辛く長い道のりですが、師匠の教えは実に的確なので、信じてやってこられました。 そして、成果は着実にあがってきています。
       
【 2.アルペジオ(分散和音の上り下り:↑ドミソドミソド ↓ソミドソミド。実際は4オクターブ)】
 スケールと同じ調を2音/1拍の速度で。
 これは両手で弾きます。
  はじめのころアルペジオは全然弾けませんでした。
  ですが、最近はだいぶ手首が柔軟になってきたようで、スケールよりも弾きやすいような気がしてきました。
  でも、速度が2音/1拍と遅いですからね。 
 いずれは4音/1拍で弾かなければなりません。
  ショパンのエチュードOp.10-1が弾けるようになるには、あと何年かかることやら。
   
【 3.バルトークのミクロコスモス】
 初見に近い状態で2~3曲。
   ミクロコスモスは全153曲からなる練習曲です。
   1番から66番までが初級です。今31番まできました。
   そろそろ対位法的な曲が増えてきて、初見では辛くなってきています。
   初級のうちは、ただ弾くだけならすぐ弾けてしまいます。
   でも、実はその簡単な曲の中に、重要なエッセンスがたんまり入っていて、たった10小節ほどの小曲を弾くにも、師匠の嵐のような指摘が入ります。
 今はまだ技術が簡単なので、その指摘はほとんどすべて「音楽性」にかかわる部分です。
  今日は、シンプルなカノン(輪唱)の曲がなかなかうまく弾けず、例の左手を歌って右手を弾く、右手を歌って左手を弾く、という練習をやりました。
 はじめは脳が分裂していて、全く歌えないのですが、数度やると歌えるようになり、そうなった状態で両手で合わすと、あら不思議弾けるようになっているのです。
 指の問題ではないのです。脳の神経回路の問題なのです。
   
  そんなこんなで、今日はここまででレッスン時間が1時間近く経過してしまいました。
   
  延長してくださり、次が「曲」です。
   
【4.モーツァルト:ピアノ・ソナタ K.332 f-dur 第2楽章】
  2部形式のゆったりした曲です。
  その前半部分の今日は2回目です。
  大好きな曲だったので昔自己流で弾いていましたが、今思うとショパンのように弾いていました。
  いかにモーツァルトとして弾くか。

   打鍵のしかた、手首の使い方、モーツァルトっぽいアーティキュレーション(音の切り方など)、装飾音、ペダルの使い方、フレージング、楽譜には書いていないディナーミク(自然なクレシェンドやデクレシェンド)、テヌートすべき音と、その音に対するアゴーギク(少し速度に変化をもたせる)などなど。

  今日も、たった2ページの中で、20や30のポイントを学びました。
   
とまあ、こんな風に濃密に1年4ヶ月ほど練習してきたわけです。
でもまだたった1年4ヶ月なのです。
そして、この間に長足の進歩を遂げたことが自分でわかります。
(ちなみに練習は毎日できるわけではなく、休日も含めて1週間に4~5時間弾ければ良いほうで、1週間で1時間しか触れないときもあります)

子供のころ、ヤマハ音楽教室で2年間オルガンを、その後個人レッスンで5年間ピアノを習いましたが、その期間で教わったことの、何倍ものことを、すでにこの1年4月の間に教わり、そして実現できた気がします。
   
昔は、嫌々やらされていたし、何も頭で考えてませんでしたからね。
時間がない中、いかに考えながら、脳を変えていくかが重要で、指先の技術作りは、その脳の指令を効率よく実現すべくトレーニングしていくのです。
   
 もし、まったくピアノ経験がない方でも、年齢が40歳代くらいまでの方でしたら、「簡単な安っぽいアレンジの曲」などの練習をするより、辛くてもこういう基礎練習を3年5年じっくりやれば、ポップスの簡単な曲など難なく弾けるようになること請け合いです。
   
   50歳代以上の方は、相当指がこちこちになってしまっているでしょうから、より大変だとは思います。
でも、逆にお仕事が少なくなってきていたりすれば練習時間はたくさん取れますから、やはり基礎練習も取り入れた方が、深い楽しみには到達できると思います。   

 さて、ヌーブルジェを発見したのが2008年11月で、ピアノを習いだしたのが2009年4月ヌーブルジェも進化していますが、聴く側の私も随分と変化しました
  それでも、ヌーブルジェがピカイチのピアニストであるという最初の直感は、もちろん今でも崩れていません。

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