ドビュッシー・クァルテット@サルビアホール(音楽ホール)
2011年10月3日(月)19:00~
【プログラム】
タイユフェール:弦楽四重奏曲
ハイドン:弦楽四重奏曲 第39番 「鳥」
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モーツァルト(リヒテンタール編):レクィエム<弦楽四重奏版>
【アンコール】
ショスタコーヴィッチ:弦楽四重奏曲第6番 第3楽章(パッサカリア)
ピアノばかり聴いているピアノバカです。それが最近弦の音にも少し目覚めてきてしまいました。
前回のパシフィカ・クァルテットで味をしめて、100席の親密空間、サルビアホールへ行ってみました。
まだまだ、演奏がどうこうわかるレベルじゃありませんので、ごく手短に。
タイユフェールはフランス近代の人。
少し、ショスタコを彷彿させるような感じでした。
ハイドンはクラシカルでチャーミング。
正しいクァルテット、聴いてます、という感じ。
モーツァルト:レクィエムとは珍しいものを聴きました。
合唱の荘厳さはありませんが、対位法の線の絡み具合がまことによくわかりました。
ラクリモーサで絶筆ということになってますが、そんなわけないと思います。
あの後半部だって、凡才には絶対書けないと思いました。
(実際、最近そういう説になってきていると解説にありました)
英語で最後お話していただきました。半分くらいしかわかりませんでしけど、たぶん、ショスタコーヴィッチは、ハイドン~ドビュッシーなどのフランスものの延長線上にある大事な作曲家なんですよ、的なこと言っていたような気がしまします。
で、アンコールのパッサカリア。
しびれました。
またちょっと弦が好きになりました。
ピアノ聴いたり、弾いたりするのに、かなり影響出始めています。
なぜって、弦は基本「叩けない」ですから。
ああいう、「ホワリ」と落ちたり、「スーーーー」っと抜けていく終止を聴くと、クラシックだなあと思ってしまうわけで。
ピアノだって、同じじゃないの、ってことです。
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