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2011年8月23日 (火)

『世界最高のピアニスト』(許光俊著:光文社新書)

こういう本が出ると、とりあえずは手にとってしまいます。

世界最高のピアニスト (光文社新書) Book 世界最高のピアニスト (光文社新書)

著者:許光俊
販売元:光文社
発売日:2011/08/17
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本書は一般的に「世界最高」と言われているピアニストを取り上げているのではなく、あくまで、著者の好みを押し通しているところに特色があります。
また、故人と現役はごちゃまぜです。

一般的には「世界最高」あるいは「有名」だけれど、著者の好みからするとそれほどでもない、というピアニストは、おまけ編で少し記されています。

本編の方は、その並べ順からして、「普通でない」ことを相当に意識しています。
書かれている順に抜き出すと、
1.ヴァレリー・アファナシエフ
2.イーヴォ・ポゴレリッチ
3.ヴィルヘルム・ケンプ
4.ヴラディーミル・ホロヴィッツ
5.フリードリヒ・グルダ
6.マウリツィオ・ポリーニ
7.マリア・ジョアン・ピリス
8.クリスチャン・ツィメルマン
9.マレイ・ペライア
10.グレン・グールド
11.ファジル・サイ
12.ラン・ラン
13.フー・ツォン
14.その他

という具合です。
ピアノを聴きこんでいる方なら、これがどれだけ普通でないかは、すぐわかることでしょう。

著者自身も自覚して少し書いていらっしゃいますが、どうもこの本、ピアノとピアニストに対する愛というか、リスペクトというか、そういうものをあまり感ずることができません。

特に、その他で触れられている名ピアニストたちは、基本、ケチョンケチョンにけなされています。

なので、ピアノ好きの方が読むと、後味はあまりよろしくないかもしれませんね。

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