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2011年6月 5日 (日)

イリーナ・メジューエワ ピアノ・リサイタル@杜のホールはしもとホール

ベートーヴェン、ショパン、シューマンと聴いてきたメジューエワさん。
今日はリストが聴きどころ。
ピアノの初心者から、マニアまでを満足させようとする全く手抜きのないプログラムはさすが。
演奏は比較的たんたんと始まり、進むにつれ、徐々に集中が増してきました。
もしかして、リスト弾きだったのか、と思うような見事なパーフォーマンスでした。
※身近になりすぎて敬称略せません(^_^;)

【前半】
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ト長調 KV283
ショパン:ノクター ン 変ホ長調 Op.9-2
ショパン:子犬のワルツ Op.64-1
ショパン:ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
ショパン:雨だれのプレリュードOp.28-15
ショパン:舟歌 Op.60

【後半】
シューベルト/リスト
      水車小屋の男と小川
      さすらい人
       連祷
リスト:エステ荘の噴水
リスト:ピアノ小品 S192-2
リスト:ノクターン S207
リスト:コンソレーション 1〜3番
リスト:ラ・カンパネラ

【アンコール】
ショパン:ノクターン嬰ハ短調 遺作

黒のシックなドレスで登場のメジューエワさんは、いつものように楽譜を持って登場。
青い表紙だったので、ベーレンライター原典版でしょうか。
モーツァルトを彼女で聴くのはたぶん初めて。
モーツァルト初期の秀作。
楽しみでした。
ベートーヴェンのようにしっかりと深いタッチと、艶やかな音。
やはりなよなよしていない。
ペダルは比較的使い、フっとテンポを緩めてみたり、お得意のドッキリする休符をいれてみたり、ロマンな味付けのモーツァルト。でも構成感はがっちりしており、第3楽章などはインテンポで気持ち良い拍を刻む。
なかなかゴージャスなモーツアルトでした。

ショパンの有名曲シリーズは、幅広い聴衆向けのサービスの現れでしょう。いつものような極度にストイックで緊張を誘うスタイルよりは、少しくだけて緩めだったでしょうか。
それでも雨だれのプレリュードあたりになると
雨は蕭々 (しょうしょう)と降るというよりも、轟々と降っている。

前半の締めは、マニアも納得の舟歌。
安定感のある音楽の運び、大きな音楽。
素晴らしい。でもまだまだここまでは、いつもの息を呑んで居ずまいを正さなければばらないような、メジューエワさんらしさが、完全に出きっている感じでないように思えました。

【次の記事へ続く】

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