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2011年2月25日 (金)

デニス・コジュヒン リサイタル@浜離宮朝日ホール その1

昨年のエリザベート王妃国際ピアノコンクールの覇者であるロシアの新鋭。ヌーブルジェと同じ1986年生まれで、綺麗な金髪をポニーテールに束ねた頭が印象的。
音楽もまた抜群に印象的でした。

【前半】
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第59番(新第49番)変ホ長調 Hob.ⅩⅥ-49
ブラームス:ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調

【後半】
リスト:超絶技巧練習曲集 より
第1、第2、第3、第7、第10、第11、第4番

【アンコール】
リゲティ:ピアノのための練習曲
              第13曲「悪魔の階段」
ラフマニノフ:10の前奏曲 第2番op.23-2
バッハ/シロティ:平均律第1巻、第10番
                         プレリュード ロ短調
ショパン:雨だれの前奏曲

コジュヒンの音はエッジが丸く、厚みがあって、とても優しく温かい。
基本インテンポでナチュラルな音楽の作り。難曲でも焦らず、しっかりとしたリズム感を保ち、フレージングが自然なので聴いていてとても安心感がある。

そして何よりの個性が、音楽の温かさ。
聴いていてじわっと幸せを感じました。

ハイドンは芯がはっきりした厚めの音楽。スケールなどは地を這うようななめらかさ。
古典的要素十分残しながら、ロマン派のスパイスもきかせていました。

ブラームスは今日の私の中の白眉。

やや速めのテンポ設定で始まりましたが、途中、一切焦らないので、早く感じない。ブラームスの大きな和音進行をしっかりと追っている。強音でも決して音が割れることがない。

自然なフレージング。しっかり歌が聞こえます。

大きなつかみと、細部の作り込みと、まことに聞き応えのあるソナタでした。

【次の記事へ続く】

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