最近のトラックバック

« ユジャ・ワンの悶絶激烈バラ1動画 | トップページ | 速報!ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン プログラム発表 »

2011年2月20日 (日)

アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル@紀尾井、オペラ、紀尾井

13日に紀尾井でバッハ、15日にオペラシティでシューベルト、そして今日再び紀尾井でベートーヴェンと、シフの音楽を堪能してしまいました。

ヘビーなコンサートばかりで帰宅も遅かったのと、風邪をひいてしまっていたことと、書くネタが多すぎてまとめきれなかったこと、などがあって、記事をあげられませんでした。

神がかりだったバッハ平均律第2巻全曲。
最初から最後まで完全なノンペダルながら、実に滑らかなレガートと十分な響きに驚き。
ピアニスティックな美音はもちろんながら、それ以上に音楽を感ずる。

優しさとデリカシーの極みのシューベルト即興曲全曲、楽興の時など。
ベーゼンドルファーの慈愛のある低音の響きや、壊れてしまいそうな高音が印象的。
3つのピアノ曲の2曲目で思わず感涙。

そして、先ほど終わったベートーヴェン後期三大ソナタは、なんと3曲切れ目なしの連続演奏でした。
練り込んで練り込んだベートーヴェン。
バッハやシューベルトには見られなかった力強いタッチ。
昇天しそうなガラスの響き。
そして、独特の歌い回し。
こんなに濃密な後期ソナタは初めてでした。

しかも、アンコールでバッハを3曲も!(平均律とシンフォニア)
先週とシート位置が変わってピアノに近くなり、音の聞こえ方がダイレクト音が多く、粒立ちがよくわかり、これまたブラボー。

しかし、集中しすぎて、ぐったり疲れてしまいました。

思い切って3公演ともチケットを取って、大正解でした。

« ユジャ・ワンの悶絶激烈バラ1動画 | トップページ | 速報!ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン プログラム発表 »

他のピアニストの記事」カテゴリの記事

コメント

ユリアヌスさま:

コメントありがとうございました。

本当はもっと記事を書きたかったのですが、時間的にきつかったのと、あまりに盛りだくさんで逆に筆がにぶりました。

特にシューベルトは、本当に素晴らしかった。
あんなに儚くも優しいシューベルトは、もう二度と聴けないかもしれません。

シフの演奏は、ピアノを弾くものにとってはとても勉強になります。
超絶技巧を用意する必要がない。
ゆっくりと、しっかり音楽を作れば良い。

note
アンドラーシュ・シフのシューベルト、ベートーヴェン、聴いてまいりました。
いずれも座席が比較的後方であったので、よく聴こえるか心配でしたが、杞憂でした。

まず、オペラシティでのシューベルト。
「楽興の時」も「「即興曲」も、こんな「哀切な」音楽だったのか、と思いました。
繊細の極み。
天国のシューベルトが「そう、こんなふうに弾いてほしいんだ」と言って、
シフに乗り移ったかのよう。

彼によって、ベーゼンドルファーの「楽器の能力」がすべて出し切れている。
「このピアノは、こんなに高音部を奇麗に響かせることができるんだ!」

とにかく、すごかった。
プログラム自体、「3つのピアノ曲」も含めて盛りだくさんだったにも関わらず、
アンコールにニ度も応えてくれました。

そして紀尾井ホールでのベートーヴェン。
後期の3つのソナタを予習して臨みました(グレン・グールドとイヴ・ナット)。

シフの演奏は、繊細かつ高潔そして渾身のベートーヴェン。
シフのベートーヴェンは初めての経験。
フォルテがどんなふうに響くのか、注目しましたが、神経がすみずみにまでいきわたり、かつしっかりと説得力のあるフォルテ。もちろん音は団子になりません。
ピアノ、ピアニシモは、彼お得意の繊細なタッチで、これ以上美しく弾くのは不可能と思わせるものでした。

コンサートに同行してくれた、アマチュアピアニストが言っていました。
「ピアノ(p)を弾くためには、しっかり弾いて練習してからでないと、できないの。
あんなふうに弾かれたら、立つ瀬がない。でも聴いて本当によかった。」

これも天国のベートーヴェンが、シフに「ありがとう、こんなふうに弾いてくれて。」
と言っていたようでした。

バッハ平均律第2巻のリサイタルが聴けなかったのが悔しいですが、
彼がアンコールでバッハを弾いてくれた幸運に、感謝。

とにかく、今回のシフの2つのリサイタルは、
いままで聴いてきたピアノコンサートで
最も感銘を受けたものになりました。

こっこさま:

あっという間に次はラ・フォル・ジュルネですね。
まずは抽選で当たると良いのですが。

ペダルに頼らない演奏もできるようになりたいですね…
ヌーブルジェさん、チケット申し込んでみようと思っています♪

こっこさま:

お返事遅くなりました。

まだガナガナしてます。

シフを聴いてから、バッハとシューベルトが弾きたくた弾きたくて、
うずうずしています。

バッハはもちろんノンペダルでどれだけ弾けるか
挑戦です。

今日はシンフォニアを弾いてみましたが、なんだか一皮むけたような
気がしています(^_^;)
まっ、自己満足です。

シフさんの演奏会、素晴らしかったようですね…。行きたくなって、オペラシティに電話したときは、もちろん完売…。19日夜のBSで、バッハ音楽祭の放送がありましたので、それで我慢でした。ノンペダルのあの澄んだ音を聴き、仕事の疲れを忘れました…。
お風邪が早く治るといいですねshine

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1169149/38951449

この記事へのトラックバック一覧です: アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル@紀尾井、オペラ、紀尾井:

« ユジャ・ワンの悶絶激烈バラ1動画 | トップページ | 速報!ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン プログラム発表 »

twitter

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ