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2011年2月の22件の記事

2011年2月28日 (月)

失意の心に響く曲~ウェブ・ページの宣伝

最近、歳をとったせいか、悲しい曲を聴くとすぐ涙腺がゆるんでしまします。

ここ数年で泣かされた曲を思い出して、残しておこうと思い立ちました。

ウェブページの方に掲載しました。

2011年2月27日 (日)

ヌーブルジェの全コンサート@2011ラ・フォル・ジュルネ

ようやくすべての会場の有料プログラムが出そろいました。
ざっとひろった限り、ヌーブルジェのコンサートは以下の7公演だと思います。

見落としがあったら、ぜひ情報をお寄せいただきたいと思います。

5月3日は金沢に行きたかったところですが、東京でも魅力的なコンサートが満載なので、今回は諦めました。
新潟は日程がずれているし、新幹線で行けるのでそそりますが、きついですかね(^^;)

目標は東京で3公演。
仁義なきチケット争奪戦が待っています。

【金沢】
5/3(火)11:00~11:45
庄司紗矢香(vl)/タチアナ・ヴァシリエヴァ(vc)/ ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(p)
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調D.929

【東京】
5/3(火)20:45~21:30
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
モディリアーニ弦楽四重奏団
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34

5/4(水)13:45~14:30
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
モディリアーニ弦楽四重奏団
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34

5/4(水)21:00~22:00
庄司紗矢香(ヴァイオリン)
タチアナ・ヴァシリエヴァ(チェロ)
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 op.8
R.シュトラウス:チェロ・ソナタ ヘ長調 op.6

5/5(木)10:15~11:00
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
ベルク:ピアノ・ソナタ op.1
リスト:メフィスト・ポルカ
リスト:悲しみのゴンドラ
リスト:調性のないバガテル
リスト:死のチャールダーシュ
リスト:ハンガリー狂詩曲第5番 ホ短調
リスト:ハンガリー狂詩曲第13番 イ短調

5/5(木)15:45~16:30
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
モディリアーニ弦楽四重奏団
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34

【新潟】
5/8(日) 16:30~17:15
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(Pf)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 op.106
「ハンマークラヴァーア」

2011年2月26日 (土)

デニス・コジュヒン リサイタル@浜離宮朝日ホール その2

【前記事からの続き】

ブラームスのソナタは2009年のヌーブルジェのリサイタルの時だいぶ勉強しました。
ヌーブルジェの演奏は、切れ味するどいブリリアントなタッチで、ブラームスの若き情熱を、劇的に、しかしあくまでクールに表現したものでした。
異様な緊張感と集中がありました。

コジュヒンの演奏は、その対極のような表現です。
音は耳に優しく、音楽はホットで緊張が和らぐ。

どちらも良いですねえ。

次は、リストの超絶技巧練習曲から7曲。
リストのこの手の曲になると、キレキレのピアニスティックな鋭さを強調する演奏が多いと思いますが、ここでもコジュヒンは音の厚みを保ってグラマラスな表現をしました。

ですので、高音部よりも中低音部が印象的。
テクニックは十分ながらこれ見よがしのところがない。
オクターブの連打も、決してきたなくならない。

リストらしいか、というとわかりません。
コジュヒンのような演奏の方が音楽を感じます。

やはり太めのマゼッパが終わり、アンコール1曲目は鍵盤の下から上まで駆け上る仰天のリゲティ。
息を飲みました。

ラフマニノフはお国もので得意そう。

バッハ/シロティのプレリュードでようやく静寂が。
素敵でした。涙が出ました。
悲しい曲なのに慈愛に満ちた美しさ。
コジュヒンはきっととてもいい奴に違いない。

4曲目、大サービスでショパン。
最後の最後まで優しい。
きっとショパンも上手でしょう。

良いコンサートでした。

※入りは全体で6~7分といったところ。2階はガラガラでした。
プログラムが地味だった、ということもありますが、もっと聴かれて良いピアニストだと思いました。もったいない。

※人が少ないせいか、浜離宮、よく響きました。
コジュヒンはとても立派な体躯をしており、よくピアノを鳴らせるパワーがある、ということもありましょう。

※バッハ/シロティのプレリュード、楽譜が欲しくなりました。

2011年2月25日 (金)

デニス・コジュヒン リサイタル@浜離宮朝日ホール その1

昨年のエリザベート王妃国際ピアノコンクールの覇者であるロシアの新鋭。ヌーブルジェと同じ1986年生まれで、綺麗な金髪をポニーテールに束ねた頭が印象的。
音楽もまた抜群に印象的でした。

【前半】
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第59番(新第49番)変ホ長調 Hob.ⅩⅥ-49
ブラームス:ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調

【後半】
リスト:超絶技巧練習曲集 より
第1、第2、第3、第7、第10、第11、第4番

【アンコール】
リゲティ:ピアノのための練習曲
              第13曲「悪魔の階段」
ラフマニノフ:10の前奏曲 第2番op.23-2
バッハ/シロティ:平均律第1巻、第10番
                         プレリュード ロ短調
ショパン:雨だれの前奏曲

コジュヒンの音はエッジが丸く、厚みがあって、とても優しく温かい。
基本インテンポでナチュラルな音楽の作り。難曲でも焦らず、しっかりとしたリズム感を保ち、フレージングが自然なので聴いていてとても安心感がある。

そして何よりの個性が、音楽の温かさ。
聴いていてじわっと幸せを感じました。

ハイドンは芯がはっきりした厚めの音楽。スケールなどは地を這うようななめらかさ。
古典的要素十分残しながら、ロマン派のスパイスもきかせていました。

ブラームスは今日の私の中の白眉。

やや速めのテンポ設定で始まりましたが、途中、一切焦らないので、早く感じない。ブラームスの大きな和音進行をしっかりと追っている。強音でも決して音が割れることがない。

自然なフレージング。しっかり歌が聞こえます。

大きなつかみと、細部の作り込みと、まことに聞き応えのあるソナタでした。

【次の記事へ続く】

2011年2月24日 (木)

【ヌーブルジェ動画】ブラームス:2つの歌

今年のナントのコンサートの模様が早くもアップされました。
日本のラ・フォル・ジュルネでは省かれると思われる演奏なので貴重です。

ブラームス:2つの歌,Op.91,No.1

ブラームス:2つの歌,Op.91,No.2

速報!ヌーブルジェ新潟でベートーヴェン

新潟のラ・フォル・ジュルネのプログラムが発表されました。
5月8日(日) 16:30~17:45 リュートピアにて、ヌーブルジェが
ベートーヴェンピアノソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」
を弾きます。

今年も大活躍。
もしかすると、琵琶湖や鳥栖でもあるかもしれません。

2011年2月22日 (火)

速報!ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン プログラム発表

ようやく発表されました。

ヌーブルジェは室内楽3公演、リサイタル1公演でした。

プログラムはナントとほぼ同じ。

3日は午前中金沢、夜東京、ということになります。

その他、シャマユ、ペレス、コロベイニコフ、ペヌティエなどおなじみの面々。

2011年2月20日 (日)

アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル@紀尾井、オペラ、紀尾井

13日に紀尾井でバッハ、15日にオペラシティでシューベルト、そして今日再び紀尾井でベートーヴェンと、シフの音楽を堪能してしまいました。

ヘビーなコンサートばかりで帰宅も遅かったのと、風邪をひいてしまっていたことと、書くネタが多すぎてまとめきれなかったこと、などがあって、記事をあげられませんでした。

神がかりだったバッハ平均律第2巻全曲。
最初から最後まで完全なノンペダルながら、実に滑らかなレガートと十分な響きに驚き。
ピアニスティックな美音はもちろんながら、それ以上に音楽を感ずる。

優しさとデリカシーの極みのシューベルト即興曲全曲、楽興の時など。
ベーゼンドルファーの慈愛のある低音の響きや、壊れてしまいそうな高音が印象的。
3つのピアノ曲の2曲目で思わず感涙。

そして、先ほど終わったベートーヴェン後期三大ソナタは、なんと3曲切れ目なしの連続演奏でした。
練り込んで練り込んだベートーヴェン。
バッハやシューベルトには見られなかった力強いタッチ。
昇天しそうなガラスの響き。
そして、独特の歌い回し。
こんなに濃密な後期ソナタは初めてでした。

しかも、アンコールでバッハを3曲も!(平均律とシンフォニア)
先週とシート位置が変わってピアノに近くなり、音の聞こえ方がダイレクト音が多く、粒立ちがよくわかり、これまたブラボー。

しかし、集中しすぎて、ぐったり疲れてしまいました。

思い切って3公演ともチケットを取って、大正解でした。

2011年2月19日 (土)

ユジャ・ワンの悶絶激烈バラ1動画

ユジャ・ワンの連投です。
前にアップした幻想ポローズの演奏と同じ時のようです。

激しい感情を超絶テクニックに乗せる。
圧巻。目が離せない。
緩い部分になるとうって変わってしっとり。
なんだ、このど派手なコーダは!地響きが鳴り響く!!!

これだけやられると、かえってカタストロフィーを感じる。

※上記の記事のほぼ1日後です。

シフを聴いてきたところで、もう一度観てみました。
いったいユジャはなんでこんなに荒くれているのでしょうか?
数年前のサーカス芸に戻ってしまったようです。
ここ1年くらいはだいぶ抑えがきくようになって、音楽的な豊かさが出てきたと感じていたのですが・・・

この曲にはユジャの感情を揺さぶる何かがあるのでしょうか?

ユジャ・ワンの最新悩殺動画~スクリャービン前奏曲など

なかなかラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのプログラムが発表されず、気が気でなりません。
いったいヌーブルジェはいくつ弾くのか。

しかたなく閑話休題。

ユジャ・ワンの最近アップされた動画をみつけました。
2010年のサンタ・フェ室内楽祭のリサイタルの模様で、
今度の3月5日の来日公演で弾く曲とたくさんかぶっています。

スクリャービン:
 前奏曲 ロ長調 op.11-11
  前奏曲 ロ短調 op.13-6
  前奏曲 嬰ト短調 op.11-12
   練習曲 嬰ト短調 op.8-9
  詩曲 嬰ヘ長調 op.32-1

演奏も強烈ながら、衣装も強烈。
またまたポリティカリー・インコレクトな言動になってしまいますが、
膝上20センチはあろうかという超ミニコンサートドレス。悩殺です。

ショパンコンクール優勝者のアブデーエワもヒールの高さで物議を醸しましたが、ユジャ・ワンはあんなもんじゃない。
左足など前行ったり、後ろいったり。
かかとがパカパカしているようだし、外したり、脱げたり、ヒールがもげたりしないかと、つまらぬことにひやひやしています^^;

2011年2月18日 (金)

ヌーブルジェ、5/3は金沢でシューベルト!

先に金沢の予定が発表されました。

庄司紗矢香、タチアナ・ヴァシリエヴァとともに

シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 D.929

を演奏します。

東京は4日、5日ということでしょうか。

これは遠征も考えねば。

2011年2月13日 (日)

今日は首都圏はピアニスト特異日

たまに有名ピアニストの演奏が、同日にバッティングすることがあります。

今日13日は

   ラン・ラン        サントリーホール    14:00

   アンドラーシュ・シフ  紀尾井ホール      18:00

   エル=バシャ     ひまわりの郷       14:00

   金子三勇士      鎌倉生涯学習センター 14:00 

と私が興味あるリサイタルが4つバッティング。

2つはしごすることはぎりぎり可能でしょうが、やりません。

金子三勇士を早く聴いてみたいです。

2011年2月12日 (土)

長富彩 ピアノリサイタル@浜離宮ホール

去年の11月にデビューリサイタルを果たした長富彩の追加公演。
前回に続き、ありきたりでなく、テクニカルな曲が多いプログラム。
腕に自信あり、のガツガツ弾くタイプなのかと思っていたら、さにあらずでした。

【前半】
チャイコフスキー:ピアノ曲集「四季」Op.37b
    6月「舟歌」
    10月「秋の歌」
チャイコフスキー/グレインジャー:花のワルツにもとづくパラフレーズ
グリンカ/バラキレフ:ひばり
バラキレフ:イスラメイ

【後半】
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調

【アンコール】
リスト:愛の夢
リスト:ラ・カンパネラ

前半はまず叙情系の音楽が続きます。
かなりゆったりしたテンポで慎重に音楽を運びます。
音楽の作りはオーソドックスで、叙情的な曲であっても感情に身を任すようなことはなく、逆に相当抑制をかけているように見えました。

やや緊張しているのか、「舟歌」あたりは音の抜けがもう一つだったような気もします。
それと大事に弾きすぎて、ややモダンさに欠けてしまった感はあります。

しかし、イスラメイになると、だいぶこの曲を弾きこんでいるのか、自由度が出てきて躍動感が生まれました。
テクニカルな曲であるのに、そのことはことさらに強調せず、しっかりと細部までごまかしなく聴かせようという意思を感じることができました。

超絶技巧のイスラメイをだいぶ事前に予習しましたが、彼女は知的で抑制的であり、若いながらそういうアプローチに好感が持てました。

リストのソナタエレーヌ・グリモーに続いて今年2回目。
グリモーが野生味溢れる怒濤の演奏だったのに対し、長富さんは、じっくり焦らず、響きと構成感を大事にした、やはり知的な演奏。

フォルテの鳴らしかたに非常に神経を使っているのが良くわかり、決して音が割れず、ホール全体にほどよく響きが行き渡っていました。
また、ペダルによる響きの効果と、音を切ったときの静寂との間合いのはかり方にもこだわりが感じられました。

考え抜いて音楽を作っているのがよくわかります。欲を言えば、さらに音楽を自分のものとした上で、自由で即興的な要素なども加わるとよいかもしれません。

最初のカーテンコールあと、ピアノの前でモジモジしているかと思ったら、挨拶が始まりました。前回のデビューコンサートの後かなり悩んだこと、泣きたい気持ちが続いていたこと、今日ステージに立ったら暖かい聴衆を感じて楽しく演奏できたこと、など。
彼女のツィッターそのままで、率直ですね。

アンコール1曲目は愛の夢
多くのピアニストの例に漏れず、力が抜けて実に伸びやかでナチュラルな演奏になりました。

2曲目のラ・カンパネラアリス=紗良・オットダニール・トリフォノフに続いて今年3回目。いったい今年は何回聴くことやら。

で、このカンパネラが実に素晴らしかった。

本プログラムと同様、テクニックは目立たせずあくまで音楽を表現するための手段として使う。落ち着いたテンポ設定で、細部まで気を抜かず、高音部の輝きや、バスの柔らかさ、スケールの響きなどをとても大事にしている。
各変奏の性格分けもしっかりしている。
小さな手なのに、2オクターブの跳躍も全く問題とせず、技術も安定しています。
ラ・カンパネラのお手本と言ってよいくらいの名演でした。

アンコールのような熟(こな)れてナチュラルなレベルで全曲弾けるようになったら、さらに素敵なピアニストとなっていくことでしょう。

※薄いピンク地におそらく薔薇の絵柄の可憐なドレスで登場した長富さんは、まるでお姫様のよう。挨拶の声も甘ったるくまだ幼さを残していました。

※浜離宮ホールの2階で初めて聴きました。良い音です。

早くも夏のヴェルビエ音楽祭のプログラムが発表

去年の夏、ライヴ配信でユジャ・ワンに惚れ込んでしまった、ヴェルビエ音楽祭。

今年も豪華メンバーで、7月15日から7月31日まで開催され、そのプログラムが公開されました。

http://www.verbierfestival.com/programme/day-by-day/?day=196

情報はツィッターから得ました。

凄いものです。

今年、ユジャ・ワンは、残念ながらリサイタルは行わないようです。

コンチェルトはラフマニノフの2番。

あと、室内楽に出演します。

ユジャ・ワン以外にも、アンスネス、ヒューイット、キーシン、その他たくさんのピアニストが出演するので、また、medici.tvで美しい映像が無料配信されるかと思うと、今から楽しみです。

2011年2月11日 (金)

ブログ開設2周年

今日、建国記念の日で、このブログを始めてちょうど2年目となりました。

2011年2月 9日 (水)

次はラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン

ナントのラ・フォル・ジュルネはろくに追いかけられないまま、あっという間に終わってしまいました。

ヌーブルジェのコンサートもブラームスの室内楽は何とか通しで鑑賞できたものの、ソロリサイタルはまだレビューを書けるほどじっくり聴けていません。
(難しい曲が多いというのもあります(^^;))

そうこうしているうちに、もうすぐ東京のLFJの有料コンサートのプログラムの発表が近づいてきました。

生のヌーブルジェが今年も聴けるかどうか、もうすぐわかります。

しかし、最近忙しくて音楽に浸れず、悶々気味です。

2011年2月 7日 (月)

クールで情熱的なブラームスピアノクインテット~ヌーブルジェ@ナント

ようやくナントLFJでのヌーブルジェの演奏を観ることができました。

ヌーブルジェのライブの様子をじっくり観るのは去年の7月の大阪公演以来なので感慨もひとしおです。

今回はモディリアーニカルテットとの協演でありながらも、ヌーブルジェの素晴らしさを堪能しました。
もう、第1楽章ののっけからグイグイと引き寄せられてしまいます。

そっと始まる序奏から続くピアノソロの怒濤のユニゾン。
切れ味、音色、集中力とも申し分なし。参りました。やられました。
例によってピアノソロでないのであまり親しんでいなかった曲であったのに、あっという間に虜になってしまいました。

いつものようにクールでインテンポでしっかり拍を刻み、それでいて非常に情熱的なロマンを引き出す。モディリアーニも若々しく力強くメリハリの聞いた演奏でヌーブルジェに負けていない。火花散る名演。

第3楽章のスケルツォでは、さらに情熱が解放されて音楽は大きさを増し、激しいアッチェランドで爆発。

渋いと思われがちなブラームスに対して、ヌーブルジェはソロのリサイタルの時から一環して情熱を引き出す演奏をしています。
今回モディリアーニと協演することで、掛け合いなどを通じて、さらに激しい音楽となっていたようです。

しかし、その激しさは、感情のままに流されている激しさではなく、知的にクールにコントロールされたところの激しさです。

日本でも聴けるでしょうか。

2011年2月 5日 (土)

ナントLFJでのヌーブルジェコンサートウェブ配信

(情報提供: La Valse★さま)

【動画:arte.tv】

アーカイブで観られます。

ブラームス:ピアノ五重奏曲他

http://liveweb.arte.tv/fr/video/Andrea_Hill__Jean-Frederic_Neuburger_et_le_Quatuor_Modigliani_autour_de_Brahms/

【ウェブ・ラジオ:radio france】

[ n°141 ] eur 2011-2-5(17:30) 日本時間 2011-2-6(1:30)
http://sites.radiofrance.fr/francemusique/la-folle-journee-de-nantes/fiche.php?eve_id=255000155

Jean-Frédéric Neuburger, piano
Berg
Sonate pour piano op.1
Liszt
Méphisto-Polka
La Lugubre Gondole
Bagatelle sans tonalité
Czardas macabre
Rhapsodie hongroise n°5 en mi mineur
Rhapsodie hongroise n°13 en la mineur

[ n°079 ] eur 2011-2-6(9:30) 日本時間 2011-2-6(17:30)
http://sites.radiofrance.fr/francemusique/la-folle-journee-de-nantes/fiche.php?eve_id=255000163

QUINTETTE POUR PIANO ET CORDES, OPUS 34 de J. Brahms
Jean-Frédéric Neuburger (piano)
Quatuor Modigliani (quatuor à cordes
LIEDER POUR PIANO, ALTO ET MEZZOSOPRANO, OPUS 91 de J. Brahms
Andrea Hill (mezzo soprano)
Jean-Frédéric Neuburger (piano))

中野翔太 ピアノリサイタル@白寿ホール

白寿ホールの「リクライニング・コンサート」に初めて行ってみました。
後方のシートが一列置になって、リクライニングしてコンサートを聴く、という企画です。「あなたは聴きますか?それとも眠りますか?」というユニークなコピー。
ピアニストは1984年生まれの中野翔太でした。

【プログラム】
シューマン :アラベスク ハ長調 op.18
ショパン :ノクターン 第2番 変ホ長調 op.9-2
ショパン :ノクターン 第13番 ハ短調 op.48-1
ショパン :ノクターン 第8番 変ニ長調 op.27-2
ラヴェル :夜のガスパールから「オンディーヌ」
ラヴェル :亡き王女のためのパヴァーヌ
リスト :超絶技巧練習曲 第12番「雪あらし」
リスト :愛の夢 第3番 変イ長調
シューマン/リスト :献呈

【アンコール】
ショパン :マズルカ イ短調 Op.17-4

休憩なしで1時間足らずの短いコンサートでした。

ほとんどすべての曲がやや速めのテンポ設定で、音楽がよどむことがなく、まっすぐな演奏でした。
pであってもしっかり打鍵をして音を出します。なので、見た目から受ける印象より元気な音。ショパンよりも、ラヴェルやリストのほうが、音質的に合っているような気がしました。
「オンディーヌ」「雪あらし」が余裕を持って弾けてしまいますから、技術も一流でした。

ただ、海外の個性的なピアニストたちと比べるとまだまだ優等生的で、強く訴えたいものが見えてこない気がします。
繊細を極めていくのか、色香を出していくのか、深く沈潜した感じを出していくのか・・・

知性を感じるので、人生経験を重ねてさらに素敵なピアニストに成長してほしいと期待します。

※ショパンのハ短調のノクターンはもともと大好き。シューマン/リストの「献呈」は去年出会って大好きになった曲。マズルカイ短調は今はまりにはまっている曲。
「マズルカです」と一言発したあと鍵盤上で構えた瞬間にわかりました。
嬉しいことこの上ありませんでした。

※開演前の照明が落ちたところで、舞台背面(ピアノの後ろの壁)に、白寿ホールの今後の催しもののコマーシャルが投影されました。画像とテキストだけのものです。
とても良く見えて、広告効果抜群でした。
そこでふと思ったのが、これは入門者用のコンサートなどに使えるな、ということ。
演奏に合わせて、後ろで曲の構造の解説を出したり、曲のエピソードを見せたりすれば面白いだろうなあ、と。
でも、操作する人は相当曲に精通していないとタイミングが合わないでしょうが・・・

ナントのヌーブルジェの動画・ラジオ情報

ナントのラ・フォル・ジュルネが始まり、arte.tvで動画を、radio franceでウェブ・ラジオが配信されます。

ヌーブルジェもリサイタルとクインテットのコンサートが配信されますが、どうも私の書いている情報に誤りが多いようです。

まだじっくり訂正する時間がないので、とりあえず注意を喚起しておきます。

アーカイヴがあるので大丈夫と思いますが。

※クインテットの配信をさっそく見逃しています。

2011年2月 3日 (木)

ヌーブルジェリサイタルのウェブラジオ放送@ラジオ・フランス

いよいよナントのラ・フォル・ジュルネが開幕しました。
動画とラジオと両方配信されます。

ヌーブルジェのリサイタルはラジオです。
ベルクもリストもヌーブルジェにぴったりの選曲でしょう。

現地時間2月5日(土)17:30(日本時間24:30)
http://sites.radiofrance.fr/francemusique/la-folle-journee-de-nantes/fiche.php?eve_id=255000155

【プログラム】
Berg:
Piano Sonata Op.1

Liszt:
Mephisto Polka
The Dismal Gondola
Bagatelle without tonality
Czardas macabre
Hungarian Rhapsody No. 5 in E minor
Hungarian Rhapsody No. 13 in A minor

2011年2月 1日 (火)

コンサートチケットの取り方

おまえそんなことも知らなかったのか、と言われるかもしれません。
便利なので、電子チケットぴあ やe+でチケットを取ることがほとんどでした。

e+は座席指定ができることも多く、ぴあで割り当てられる座席と比べながら取ることで、まあまあの気分になっていたものです。

ただ、正直、とても良い席が取れたと思うことは稀です。

あっという間に売り切れてしまう人気のピアニストは別として、急がなくても取れるときには、主催のチケットセンターに電話で申し込んだほうがいくらでも良い席が取れることに、最近やっと気がつきました。

銀行振込をしなければならず面倒だったり、クレジットカードの番号を電話で伝えて怖かったり、といったことはありますが、少し我慢すれば良いだけのこと。

そんな訳で、6月7日のフランチェスコ・トリスターノの白寿ホールでのリサイタルは、ホールのチケットセンターに電話すれば今日現在まだまだ良い席がたくさん残っていそうです。

バッハ、ケージ、ギボンズ、ムソルグスキーと刺激的なリサイタルです。

※フランチェスコ・トリスターノ・シュリメは営業上シュリメと称するのをやめたようです。

※今年のラ・フォル・ジュルネもチケット争奪戦が目に見えているのでブルーです。
ネットが繋がったときには売り切れ、という事態はもう勘弁してほしいです。
何か良い方法はないものでしょうか。

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