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2011年1月19日 (水)

2010コンサートベスト10~「音楽の友2月号」

恒例の音楽評論家や音楽記者による2010年のコンサートベスト10が発表されました。
選者は35名。
ジャンルの区分はないので、ピアノは多くありません。

選んだ人数の多さ順に並べると
    10人 内田光子
    5人 マルタ・アルゲリッチ
    4人 小山実稚恵
    3人 マウリツィオ・ポリーニ
    3人 レイフ・オヴェ・アンスネス
    3人 ルドルフ・ブッフビンダー
    3人 クリスチャン・ツィメルマン
    2人 フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ
    2人 アルド・チッコリーニ
    2人 デジュー・ラーンキ

   
    以下1人
    ルイス・フェルナンド・ペレス
    ラファウ・ブレハッチ
    橋本京子
    堀田万友美
    三浦友里枝
    石橋史生
    花岡千春
    アレクサンドル・タロー
    アンナ・ヴィニツカヤ
    ユンディ・リ
    チョ・ソン・ジン
    白石光隆
    小菅優
    小川典子
    宮谷理香
    河村尚子
    広瀬悦子
    ペーター・レーゼル
    ヴァレリー・アフェナシェフ
    クリスティアン・ベズイデンホウト
    ジュン=クロード・ペヌティエ
    東誠三
    徳丸聡子

   
これを見て思うことは、まず、聴く専門家たちといえども、いかに評価や好みがバラバラか、ということ。

去年のショパンコンクールの審査員たちの評価などを思い返しても、普遍的で共通の美意識など、ほとんど存在しないのか、などと思ってしまいます。

ピアノ以外のジャンルも混ざっているとはいえ、35人中、複数人から支持されたのはたったの10人しかいない。

そんな中ダントツの10人がトップ10にあげた内田光子は、確かに会場の拍手の質が違いました。
人気・実力とも、現在日本ではNo.1なのかもしれません。

アルゲリッチ、ポリーニ、ツィメルマンのビッグネームは健在。

ちょっと嬉しいのが、私も素晴らしいと思ったシュリメラーンキがいることです。

支持1人のところは、もう完全になんでもありで、ピアノ中心に聴いている評論家の何名かから、日本人ピアニストの名前がたくさんあがっています。
聴いたことのない方も何人かいるので、チェックしておきましょう。

残念なのがヌーブルジェの名前が今年はなかったこと。
去年は確か、2人くらいから名前があがっていた気がします。

シューマンの協奏曲はラ・フォル・ジュルネだったし、東京でのコンサートはリストの2番だったし、ブラームスは大阪だったり、と選ばれにくい状況であった気はします。

※多くの方は交響曲などを主に聴いているようですから、たぶん、ピアノはビッグ・ネーム中心でしょう。ピアノ好きだけが集まって投票したら、また違った趣になるのではないかという気がします。

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コメント

21世紀の偉大な音楽家イリーナ・メジューエワに関するリンクを、さらに2つ紹介させていただきました。ついでに(?)ここにもコメントを。

私は少年時代から、日本の評論家たちが良いという演奏家を良いと思ったことが一度もありません。内田光子も、モーツァルト弾きとしてはあまりに微温的凡庸すぎてつまらない。

コンクールではありませんが、彼らによる人気投票は、そういうものと性質が似ているのでしょう。

「 こういうコンクールの
優勝者がその作曲家ヘの
独創的アプローチを示す
ことはめったにない 」
---ピアノ・ノート/チャールズ・ローゼン/みすず書房
(今度のショパンコンクールの優勝者も、つまんねー女でしたね。)

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