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2010年12月31日 (金)

2010年印象に残ったコンサート

われながら良く通い、よく書きました(-_-;)
ラ・フォル・ジュルネの17、ル・ジュルナル・ド・パリの12を含めて、レビューを書いたコンサートの数は67。

そして、聴いたショパンのピアノ曲の数、283曲

レビューを書かなかったものもいくつかあるので、ショパンの曲は300を超えるでしょう。

その中で、特に印象に残ったコンサートを思い出してみます。

【泣いた演奏】
不覚にも、涙があふれ出た演奏がありました。

2010年5月3日 アンドレイ・コロベイニコフ
    ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番

 空前絶後のスローテンポの葬送行進曲。トリオの部分で思わず感涙。

2010年7月2日 ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ
    ブラームス:間奏曲 Op.118-2

 コンチェルトのアンコール。
 はかなくも美しい。主題の再現部で嗚咽。

【凄みに度肝を抜かれた演奏】
ひっくり返りそうになった演奏です。

2010年2月10日 アンナ・ヴィニツカヤ
    ムソルグスキー:展覧会の絵

 鬼神のごとき演奏。

2010年6月6日 イリーナ・メジューエワ
    ショパン:幻想曲

 呆然自失

2010年9月19日 ルイス・フェルナンド・ペレス
   アルベニス:イベリア

 未体験の響き

【とても楽しかった演奏】
笑みであふれた演奏。

2010年2月23日 フランチェスコ・トリスターノ・シュリメ
    バッハ:フランス組曲

 ノンペダルの縦ノリバッハ

2010年5月3日 ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ
    シューマン:ピアノ協奏曲

 明るい音と抜群のリズム感

2010年5月4日 ベルトラン・シャマユ
    リスト/シューマン:献呈

 豊かな響きと抜群のテクニック

2010年11月14日 内田光子
    モーツァルト:ピアノ協奏曲 第23番、24番

 オーケストラと完全一体

その他、上にあげなかったコンサートの数々も、皆それぞれ個性にあふれて、素晴らしい演奏が多かったです。

唯一、もう勘弁して欲しいと思ったのは、ポゴレリッチでした。
彼はもう壊れています。

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