最近のトラックバック

« 白鳥の歌 | トップページ | デジュー ・ラーンキ リサイタル@すみだトリフォニーホール »

2010年11月 9日 (火)

マズルカ疑似体験

ショパンのマズルカが好きになりつつあったところで、ショパンコンクールにはまり、たくさんマズルカの名曲を聴いてますます好きになってしまいました。

無料楽譜で遊び弾きをしてみたり、You Tubeなどを聴きあさっています。

マズルカには、その発祥によって、マズル、オベレク、クヤーヴィヤクなどの原型があるそうですが、正直まだよく区別がつきません。

マズルが       タータタッタン タッター
オベレクが      タタタタタタ タッター
クヤーヴィヤクが  ターータタタ  タタタンタタ

とか言われてもねえ・・・

ショパンが弾くと、3拍子でなくて、2拍子や4拍子に聞こえたとかで、ショパンは3拍子を弾いているつもりなので喧嘩したとか、本にあります。

ポーランド人の演奏が一番わかるのか思い、ツィメルマン、ブレハッチ、ルビンシュタイン、ツェルニー・シュテファンスカ、などを聴いてみると、案外リズムは崩していない。

むしろ、他国のピアニストの方が、マズルカらしくしようとする意識が高いのか、リズムを崩し気味であるような気がします。

今回のショパンコンクールでいえば、佐野さんがマズルカのリズムを強調しすぎてしまっていたようなところがありました。

実際のところどんなリズムかは、いろいろなピアニストの演奏を聴いて少しは想像がつくものの、ポーランドでも行って踊ってみないとわからないのかとも思っていました。

河村尚子さんは、ポーランドの先生についたことがあるので、地元でマズルカやポロネーズを踊りまくったと、何かのインタビュー記事にありました。

また、辻井伸行くんもマズルカを踊ったと語っていたと思います。

マズルカ踊る機会はないだろうなあ、と思い込んでいましたが、そういえば、まず You Tube にあるんではないか、と探したら、たくさんありました。

伝統芸能ということで、結構きちんと保存されて、今でも踊っているじゃないですか。
踊りにあわせて音楽がルバートするんで、独特のリズム感が出てくるんですね。
これは自分で踊らなくても、疑似体験は十分可能そうです。

少し研究してから、きちんと楽譜買って、練習してみよう。

エキエル版にするか、パデレフスキー版にするか、迷うところです。
エキエル版は最新の研究を織り込んであるということですが、何せ高い。
遺作なんかは相当あっさりしている。
マズルカは分冊になっています。

パデレフスキー版はもう古い、ということになっている。
でも1冊ですむし、エキエル版よりは安い。
従来のピアニストの演奏はほとんどこれに準拠しているし。
素人だし、一般的に知られているので十分とも思う。、

どうしよう。

« 白鳥の歌 | トップページ | デジュー ・ラーンキ リサイタル@すみだトリフォニーホール »

随想」カテゴリの記事

コメント

皆さんいろいろありがとうございます。

私は私の経験の範囲でしか感じられません。

コンサートをもっと聴いて音楽経験を増やしたい
レッスンをもっとがんばって、音楽を学びたい

今感じた音楽は、言語化して記録して左脳で覚えておきたい。

そのために、これからもブログを書き続けます。

gooさんのコメントに沿わせていただきます。ぜひ、どのコンテスタントに対するどの批判が「生で聴いてきた者」さんと見解が分かれるのか、そういった批評のやりとりならば、第三者もさまざまな教示を受けとることができると思います。まいくまさんならば冷静に受け止められて、分析されることでしょう。

今までこのブログをロムしてきた者です。このような形での初投稿は本意ではありませんが、少し度が過ぎるのではないかと思ったので・・・
生を聞いてきた者さん、
>マズルカをこの程度にしか分かっておられない方が
いろいろ分かったようなことを書かれているのが信じられません。
もし批評をするならば、コンテスタントがその曲にかけた時間と同じくらい
勉強してから言ったらどうでしょうか。
頭ごなしに批判されても、批判された側は困惑するだけです。建設的な大人の対応、ということであれば、そう判断した根拠を列挙し、説明するくらいの余裕はあってもいいのではないのでしょうか。

>貴方のゲーム感覚?の予想を見ると気分が悪くなります。
私はこのブログをかなりロムしてきましたが、まいくまさんがピアニストに対して敬意を欠いたコメントをしたことはなかったように思います。私が今までロムしてきたのはまさにその点においてです。他のネット上での意見の方がよほど礼節を欠いているように見受けられるのですが・・・

>また、ご自分の名前を明かさずに人(アマチュア)のことを書くのは無責任です。
ご自分のしていることこそまさに矛盾ですね。

誰がやったところで、批評というものは視点が限られてくるものです。プロの審査員だろうがプロの批評家だろうがそれは同じことです。まいくまさんは常に自分の視点をはっきりと明記しておられるので、受け取る側はそれを念頭において判断することができ、私は助かっています。ブロガーにとって、自分の意見を公にするということはある意味コンクールと同じなのです。とても勇気と覚悟がいる行為です。真剣に立ち向かっているコンテスタントをワルシャワで見て来た生を聞いてきた者さんには分かっていただけると思うのですが。

第三者からみて、今回の生を聞いてきた者さんのコメントは少しお門違いではないかと思うのですが、いかがでしょう。

文学作品を論ずるのは作家でなければなりませんか?
建築は?観劇した感想を素人がブログで語ってはいけませんか?
政治は?経済は?

こと、自分が関わっているピアノについてだけにコンテスタント側の心情に寄り添ってしまうのではないですか?
よく振り返ってお考えください。

ショパンコンクールをネットで聴いていた者です。
私はまいくまさんのコンクールのお話をとても興味深く読んでおり、コンクールを聴く上での一つの指標となりました。とてもよく分析していらっしゃり、率直に書かれているので、その意見に反対だろうが賛成だろうが、コンテスタントたちの音楽を知る上でとても役に立ちました。
ゲーム感覚で批評していたなんて全く思いません。真摯に彼らに敬意を払って述べられていたと思います。ですから、前述のコメントはとても悲しくなりました。気分が悪くなるのであればご覧にならなければ良いと思います。それに、某掲示板では計り知れない中傷の嵐ですよ。こちらだけを攻撃するのはどうなのでしょうか?大人の対応をなさるのはそちらではないでしょうか?

本当に悲しい気持ちになりました・・・。素人であっても音楽に近づきたい、彼らの演奏を理解したいという気持ちはプロと同じです。その情熱がこうして記事として載せられるものと感じます。分からないことをさらけ出し、記事を書いていくまいくまさんは偉いと思いますし、私は応援したいです。そして、このネット時代に実名か匿名かなんて関係ない。そう思います。匿名だからこそ書けることもあります。現に貴方もそうしておられるのではないですか?

ショパンコンクールをワルシャワで聞いてきた者です。
マズルカをこの程度にしか分かっておられない方が
いろいろ分かったようなことを書かれているのが信じられません。
もし批評をするならば、コンテスタントがその曲にかけた時間と同じくらい
勉強してから言ったらどうでしょうか。
真剣に立ち向かっているコンテスタントをワルシャワで見て来た者にとって
貴方のゲーム感覚?の予想を見ると気分が悪くなります。
また、ご自分の名前を明かさずに人(アマチュア)のことを書くのは無責任です。
どうぞ大人の対応をお願いします。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マズルカ疑似体験:

« 白鳥の歌 | トップページ | デジュー ・ラーンキ リサイタル@すみだトリフォニーホール »

twitter

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ