ショパンコンクール 3次予選アーカイヴから ボジャノフ
ライヴで観られなかった人をアーカイヴビデオを観てみます。
・エフゲニー・ボジャノフ(ブルガリア、1984年生)
すべての曲が計算しつくされ、作り込まれている印象を受けます。
丁寧で、すでにプロのコンサートを聴いているような安定感があります。
ところどころに独特のアーティキュレーションや節回しがるものの、音楽の流れを壊すことはなく、個性の範疇だと思います。
好き嫌いはあるかもしれません。
幻想ポロネーズ 凝りに凝っている。
ソナタの第4楽章は圧巻。
マズルカ 独善一歩手前の変幻自在さ
ワルツ メリハリあるリズムとディナーミクの変化
mp3音源で音だけ聴くと、かなり恣意性を感じるのですが、動画で観ると十分説得力があるので不思議です。
観客が熱狂してスタンディングオベーションしたというのもわかります。
3次は難なく通過でしょう。 ○
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