結局もう4人聴いてしまった~ショパンコンクール
若い人が続いたので、つい聴いてしまいました。
野上真梨子(日本19歳) ○
ダニイル・トリフォノフ(ロシア19歳) ◎
萬谷衣里(日本28歳) ×
アンケ・ハン(ドイツ17歳)) ×
野上さんはとても清新な演奏で、ノクターンとエチュードはとても良かった。でもバラード4番が御しきれていなかった。まだ精神があの曲に追いついていない感じでした。選曲ミスといえるかもしれません。
でも、1次は通ってほしい演奏でした。
トリフォノフは素晴らしかった。予想どおりでした。
エチュードは軽いタッチで飛ばしすぎた感はありましたが、その後の自然と揺らぐノクターン、変化にとんだスケルツォ4番が出色の出来でした。
個性にあふれていて、これは絶対に他の曲も聴きたいと思わせる演奏だと思います。
萬谷さんはまじめすぎで、やや無骨。アンケ・ハンはやや荒くてニュアンスに乏しい。1次は厳しいかも。
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コメント
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さっこさま:
いらっしゃいませ:
日本人はみな自分から弾いている感じがしませんでした。
おっしゃるとおり、習ったものを弾いている、というような。
でもあのコンテストの場にたてるだけでも本当はすごい人たちなのに。
すみません、コンテスタントの皆様m(_ _)m
投稿: まいくま | 2010年10月14日 (木) 12時30分
う~~ん、今日も日本人の録画を見てみたけど。
野上真梨子さんは、鍵盤を乱暴にたたきこんで弾いているのがよくないですね。
ショパンの音質ではないし、音楽性もあまり感じられないですね。誰かに教え込まれた演奏かなあ。ノクターンは音楽が止まってしまい聴いていて一番つらかった。
バラード4番は弾かない方がよかった。
投稿: さっこ | 2010年10月14日 (木) 00時09分