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2010年10月14日 (木)

ショパンコンクール3次予選 1日目前半 クルティシェフ、トリフォノフ

実力をみるのは実質3次予選までで、本選はそれを確認するだけ、ということのようですから(今それがよくわかります)、注目したいです。

いきなり優勝候補といってよい2人が登場です。

ミロスラフ・クリティシェフ(ロシア、1985年生) 

1次、2次と圧倒的な実力を示してきたクリティシェフ。
3次予選ではやや不安がのぞきました。

幻想ポロネーズ
  隙なしで完璧。コーダも華麗
マズルカ Op.30
  きれいでキレがある
幻想即興曲
 とても速く、甘さのないさっぱりした味付け
即興曲 Op.51
 これも速いテンポで元気がよい。もう少し繊細さがほしかった 
ソナタ3番
 流麗で前へ、前へというテンポ。 音は華麗ながら、やや一本調子か
 3楽章 ややモノトーンな感じ
 4楽章 疲れたか。 テンポが狂い、ミスも多かった。

全体を通して、安定感はあるのだけれど、光る何かが足りないような気がしました。
通過は問題ないでしょう。 ○

ダニイル・トリフォノフ(ロシア、1991年生)

2次ではやや爆走ぎみだったトリフォノフ。
自らの特徴をよくアピールしたすばらしい演奏でした。

マズールロンド
  めくるめく感が個性に合っている  
幻想ポロネーズ
  繊細かつ遊び心いっぱい
  コーダがまた爆発
即興曲 Op.29 コロコロしたタッチでまさに即興
     Op.36 スローなテンポ。中間部響きの洪水。対照あざやか 
          スケールのニュアンスにはゾクゾク
タランテラ  やわらかで、きらびやか。 すばらしい
ソナタ3番
  第1楽章 タッチを芯のある明るさに変えてくる。音楽に華がある
  2楽章  変幻自在で即興性あふれ絶品
  3楽章  デリカシーの極地。幻想の世界
  4楽章  速い。が保っている。コーダはまたまた猛爆。

コーダになると暴れ気味になるのが少々難ですが、才能を感じさせる演奏でした。

2次まではクルティシェフが上かと思っていましたが、今日の演奏で完全に逆転。
才能と、かもし出す雰囲気ではトリフォノフが上だと感じました。

ということで、絶対に通過。 ○

しかし、さすがに3次予選。
ハイレベルになってきました。

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