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2010年10月 4日 (月)

ショパン・コンクール1次予選2日目前半

前半8人のうち5人聴けました。
今日は動画はしっかり見られます。

アンナ・フェドロバ(ウクライナ 1990年生) △

ショパン、というよりリストでした。
たくましすぎでしょうか。
上手だけれど微妙。

片田愛理(日本、1992年生) ○

日本人最年少ながら、とても丁寧に緻密によく作り込んでいて、安定もしていました。
同じ調子なので、最後の幻想曲はやや飽きてしまったかも。
でも、1次は突破すると思います。

アリオシャ・ユリニッチ(クロアチア、1989年生) ×

残念ながら、技術も音楽も粗雑でした。

トン・フェイフェイ(中国、1990年生) △

甘くきれいな音で歌うのですが、ややつかみどころがなく、スケルツォ4番が良いと思ったら、後半で大ミスをひとつ。立ち直りましたがどう評価されるか。

クレア・フアンチ(アメリカ、1990年生) ○

さすがコンクール慣れしていて、余裕の弾きっぷり。
あまりにも音がキラキラと明るく、ショパンらしい、しっとり感はもう少しほしかったか。
1次は確実に突破するでしょう。

というわけで、昨日のクルティシェフ、トリフォノフ級はまだ聴けていないと感じます。

もっとも、聴けなかった中でイタリアのアルメリーニ(1992年生)は若いながらかなり良かったようです。

後半はトップバッターのキム・ダソル(韓国、1989年生)に注目しています。今年のエリザベートで6位でしたが、彼のハイドンが個人的にはかなり印象に残っています。

その後もアジア人が続きます。
ただし、皆23歳以上なので、やや興味は薄れます。
どのみち起きていられませんが。

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