ショパン・コンクール1次予選2日目前半
前半8人のうち5人聴けました。
今日は動画はしっかり見られます。
・アンナ・フェドロバ(ウクライナ 1990年生) △
ショパン、というよりリストでした。
たくましすぎでしょうか。
上手だけれど微妙。
・片田愛理(日本、1992年生) ○
日本人最年少ながら、とても丁寧に緻密によく作り込んでいて、安定もしていました。
同じ調子なので、最後の幻想曲はやや飽きてしまったかも。
でも、1次は突破すると思います。
・アリオシャ・ユリニッチ(クロアチア、1989年生) ×
残念ながら、技術も音楽も粗雑でした。
・トン・フェイフェイ(中国、1990年生) △
甘くきれいな音で歌うのですが、ややつかみどころがなく、スケルツォ4番が良いと思ったら、後半で大ミスをひとつ。立ち直りましたがどう評価されるか。
・クレア・フアンチ(アメリカ、1990年生) ○
さすがコンクール慣れしていて、余裕の弾きっぷり。
あまりにも音がキラキラと明るく、ショパンらしい、しっとり感はもう少しほしかったか。
1次は確実に突破するでしょう。
というわけで、昨日のクルティシェフ、トリフォノフ級はまだ聴けていないと感じます。
もっとも、聴けなかった中でイタリアのアルメリーニ(1992年生)は若いながらかなり良かったようです。
後半はトップバッターのキム・ダソル(韓国、1989年生)に注目しています。今年のエリザベートで6位でしたが、彼のハイドンが個人的にはかなり印象に残っています。
その後もアジア人が続きます。
ただし、皆23歳以上なので、やや興味は薄れます。
どのみち起きていられませんが。
« ショパン・コンクールようやく動画配信 | トップページ | キム・ダソル@ショパン・コンクール1次予選 »
「コンクール」カテゴリの記事
- ダニイル・トリフォノフ優勝@チャイコフスキーコンクール(2011.07.01)
- チャイコフスキーコンクール、演奏終了~優勝の行方は(2011.06.30)
- チャイコフスキーコンクール、いよいよ最終日~順位の行方は(2011.06.30)
- チャイコフスキーコンクール2次予選の行方は?(2011.06.21)
- トリフォノフ、ソン・ヨルム、シンチュク、ドゥボフ@チャイコフキーコンクール(2011.06.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント