最近のトラックバック

« ショパンコンクール3次予選 1日目前半 クルティシェフ、トリフォノフ | トップページ | ショパンコンクール3次予選 1日目 後半 トン・フェイ・フェイ »

2010年10月14日 (木)

ショパンコンクール 3次予選 1日目前半 ギルハム、アルメリーニ

コンクールには魔物が棲んでいる。
そんなことを感じた日でした。

ジェイソン・ギルハム(オーストラリア、1986年)

明るく透明感のある音を出します。
インパクトの大きかったトリフォノフの後というのは不運だったかもしれません。

ロンド   明るく率直な音楽
幻想ポロネーズ  やや中だるみと、ミスがあった
前奏曲  きれい。個性に合っている
ソナタ3番  音楽が軽く深みや厚みに欠ける感があります。
              最後崩壊気味でした。

悪くない音楽を持っているのですが、前のハイレベルな2人の後だと陰が薄かったです。本戦は厳しいかもしれません。  ×

レオノーラ・アルメリーニ(イタリア、1992年)

1次予選、2次予選ですばらしいパーフォーマンスをみせてくれました。
優勝候補の一人にもあげたくらいです。
しかし、大きな落とし穴にはまってしまいました。

ソナタ3番 
 第1楽章 大きくふくよかな音楽。ナチュラルな抑揚
 第2楽章 スケルツォらしい。うまい。
 第3楽章 いろいろ工夫している
 第4楽章 速い序奏。その後ゆっくり。スケールが大きい。
幻想ポロネーズ
  少し停滞感
  めずらしく拍子感がうすい
  明るい個性に合っていないかも
アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ
 スピアナート ゆっくりすぎるかも
 ポロネーズ  ゆっくりで、推進力が弱まった。
        後半音楽がとぎれる
        コーダでは完全に魂がぬけた

ソナタはまずまずだったと思うのですが、そこで燃え尽きてしまったようで、幻想ポロネーズからは、まったく精彩を欠いてしまいました。
最後は心ここにあらず、という感じになってしまいました。
今回の審査員の基準から予想すると通過は危ないかもしれません。
1時間弾ききるプロとしての集中力と体力がないと判断されてしまうかも。  ×
ぜひ、通してあげたい才能なのですが。

先日、朝一のホジャイノフの調子が悪く、今日朝一のクルティショフが調子悪かった。そして、安定していると思っていたアルメリーニも崩れてしまった。

タフでなければ勝ち抜けない。
コンクールとは怖いものです。

« ショパンコンクール3次予選 1日目前半 クルティシェフ、トリフォノフ | トップページ | ショパンコンクール3次予選 1日目 後半 トン・フェイ・フェイ »

コンクール」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

« ショパンコンクール3次予選 1日目前半 クルティシェフ、トリフォノフ | トップページ | ショパンコンクール3次予選 1日目 後半 トン・フェイ・フェイ »

twitter

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ