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2010年9月20日 (月)

ル・ジュルナル・ド・パリNo.7@オペラシティ・コンサートホール

2010.9.19(日)ル・ジュルナル・ド・パリの3日目

【第7公演】

ラヴェル: 夜のガスパール(児玉桃)
ドビュッシー:子供の領分(C-M.ルゲ)
アルベニス:イベリア 第1巻(L.F.ペレス)

児玉桃さんはいつも個性豊かなフランス人たちの濃い演奏といっしょに聴くことばかりなので、やや没個性のような感がしてしまっていたものですが、今日はなかなか情熱的で激しい側面を見せてもらえました。
「夜のガスパール」と言えば、今年の春の、ポゴレリッチの悪魔のような演奏を思い出してしまいます。やっと真っ当な演奏を聴けて良かったです(^^;)
第2楽章はかなりテンポを落としぐっと集中し、第3楽章で爆発、っといったところでしょうか。

ルゲは透明感のある音だけでなく運動性も抜群。

でいよいよ待ちかねたルイス・フェルナンド・ペレス
ピアノの位置が、なぜか後方へ下げられる
アルベニスの「イベリア」は結局予習できなかったので、ぶっつけです。

演奏が始まってまもなく、この人は尋常でないタレントであることがすぐわかりました。児玉さんやルゲに感心していたところ、いきなり異次元の響きにさらされたのです
何ともいえぬ雰囲気を持った、透明でありながら非常に存在感のある音色。色気、と言ってもよい。
そして圧倒的な音量。なぜピアノを下げたか、理由はこのあたりにあるのか。
大胆と繊細を自在に使い分ける。スペイン風のリズム感が心地よい。

いやはやびっくりしました。
世界は広い。
まだまだ聴いたことがない逸材がたくさんいるのかもしれません。

※男性ピアニストで、なかなかこのような「色気」のある演奏は少ないです。
どちらかというと、今はクールで理知的、抑制的な演奏がはやりですから。

※もしかすると、ベルトラン・シャマユは少し近い雰囲気を持っているかもしれません。来年のリサイタルが楽しみです。

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