徒然:マ・メール・ロワ、マルチェルロの主題による協奏曲、モーツァルトK.330、verbierの配信
最近はネタに困ることがなくなってきました。
昨日(日付が変わっていた)も、いろいろ楽しいピアノ体験をたくさんしました。
仕事もきっちりやってますので、人生濃密です。
【ラヴェルのピアノ連弾:マ・メール・ロワ】
ピアノの師匠から、連弾をやってみないかと提案を受けています。
候補のひとつが、マ・メール・ロワ。(マザーグース)
管弦楽は聴いたことがありましたが、ピアノ連弾が原曲とは知りませんでした。
ウェブでチェックしたところ、アルゲリッチと海老彰子のすんばらしい動画がありました。
こんなの弾けたら陶酔ものです。
残念ながら、埋込禁止となっていたのでリンクです。
http://www.youtube.com/watch?v=U1Fzfr1iNyU&feature=related
【バッハが編曲したマルチェルロの曲】
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未完のイタリアン・アルバム アーティスト:グールド(グレン) |
フジテレビでオンエアしていた映画「剣岳 点の記」の最初の方をちょっと見ていたら、どこかで聞き覚えのあるゆったりした美しい曲が、管で奏でられました。
うーん、何だっけと記憶を引っ張りだして、思い出しました。
グレン・グールドの「未完のイタリア・アルバム」の1曲目に収録されているバッハによるトランスクリプションで、「マルチェルロの主題による協奏曲」の第2楽書アダージョ、でした。
それで、さっそくiPodで聴いてみる。
前も思っていましたが、あらためて聴いてみて、これまた素敵な曲、と再感激。
この曲、弾きたいと思って以前ヤマハの輸入楽譜を探してみたところ、みあたらず、取り寄せするほどではなかったのでそのまま放置していました。
今は、ウェブのIMSPから、簡単に無料でダウンロード可能。
第2楽章ならすぐ弾ける感じです。
でもグールドの左手のアルペジオは絶妙なんですよねえ~♪
とても真似できそうにない。
【パブリックドメインの楽譜 by IMSP】http://imslp.info/files/imglnks/usimg/2/23/IMSLP05913-Bach_-_BGA_-_BWV_974.pdf
【ユンディ・リによるモーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調K.330】
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ユンディ・リ・イン・ウィーン アーティスト:ユンディ・リ |
紹介されてiTunesでダウンロードして聴いてみました。
今年ライブに行きましたが、実はCDは持っていなかったのです。
スカルラッティ、モーツァルト、シューマン、リスト、すべて素晴らしい。
中でもモーツァルトのK.330はかつてはまったことがあり、相当研究しました。
ウィーン原典版(赤いやつです)の楽譜(新訂版)のアーティキュレーションやディナーミクの指示はほぼ頭に入っているくらいです。
ユンディ・リの演奏は、それは原典に忠実で、音楽も魅力に満ちていました。
今、師匠についてきちんとレッスンを受けたら、こんな風に弾きたい、と思うような演奏でした。
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ウィーン原典版(227) モーツァルト ピアノソナタ集2 新訂版 (ウィーン原典版 (227)) 著者:ショルツ,ライジンガー,レヴィン |
【verbier音楽祭のライブ動画配信】
音楽祭は終わりましたが、動画はまだ見られます。
ユジャ・ワンの魅惑演奏がどうしても落とせないので、脳に焼き付けるべく、見まくっています。
今日はクロイツェル・ソナタ。
黒に赤の素敵なドレス、髪を揺すって入れ込む演奏、少し口元を緩めほのかに歌うさま、楽しそうに笑顔でリズムを取る、少し上を向いてうつろな目をして感情を込める。
もう、惚れ惚れです。って、外見ばかりじゃん(^^;)
もちろん、演奏はいうことなしです。
※いよいよJ.F.ヌーブルジェ&ユジャ・ワン ファンサイトとする可能性も出てきた感じがしてきましたかねぇ。
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