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2010年5月 3日 (月)

“クレール・オプスキュール(暗がりのコンサート)”@ラ・フォル・ジュル

今回のジュルネでかなり楽しみにしていたのが、このいわゆる「目隠しコンサート」でした。
夜の10時15分から11時までという、大人のコンサート(^_^;)

19世紀パリのサロンで行われ、ショパンやリストも出演したといわれるピアニストたちの「対決」を再現。誰が出演するか明かされないまま、暗がりでピアニストが入れ替わり立ち代り演奏を繰り広げます。

聴衆のシートとステージの間には間仕切りが施され、ピアノの前はスクリーンのようになっていて、かすかに人の影が動くのがわかる程度。
ライトは落とされ、ほとんど暗闇の中、簡単な説明がフランス語と日本語で入った後、演奏が開始されました。
プログラムだけは事前に渡され、ショパンの後期の充実した作品中心のおいしいものでした。

【1人目】
シューマン(リスト編曲):献呈(歌曲集「ミルテの花」op.25より第1番)
メンデルスゾーン(リスト編曲):歌の翼に op.34-2
【2人目】
ショパン:ポロネーズ 変イ長調 op.61「幻想ポロネーズ」
【3人目】
ショパン:バラード第4番 ヘ短調 op.52
【4人目】
ショパン:子守歌 変ニ長調 op.57
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 op.60

1人目の奏者は、音が優しく厚みがあってとても勇壮。インテンポで端正に弾くタイプ。女性ではないな、くらいは見当はついたものの、まったく予想がつきません。優しい音ではあるけれど、エル=バシャ、ジュジアーノではない気がする。曲はたぶん初めてだったと思います。すばらしい演奏でとても感動的でした。

2人目は椅子の調整にとまどっている時点で、バル=シャイとほぼわかってしまいました。演奏を聴いて、100%確信。

3人目は、最初ケフェレックかと思いました。かなりアゴーギクを駆使したバラード。ただ、音色とダイナミズムがケフェレックと違うのがだんだんはっきりしてきました。音色はオレンジ色でなかなかきれいな音です。弾き方からしてエル=バシャ、ジュジアーノ、児玉桃、コロベイニコフではない。知らないピアニストかも。

4人目は、前の奏者がケフェレックではないなと感じていたので、ほぼケフェレックと見当がつきました。子守歌も舟歌も過去に聴いたことがあります。

全員の演奏が終了後、演奏者が登場しました。
初めて見るピアニストが2人。やはりそうでした。
ルネ・マルタン氏が自ら種明かし。

バルシャイとケフェレックは当たり。

そして、1人目はベルトラン・シャマユでした。
小柄なのに、あんなにスケールの大きい音楽を奏でるとは!
4日に聴くことになっているので、大変楽しみです。

3人目はダヴィッド・ガドゥシュ。
プロフィールを見ると、ポリーニ、ペライア、ピリス、バレンボイムに指導を受けたことになっています。
その割には、ずいぶんとスタイルが違うように思います。
かなりロマンティックで、崩すタイプです。いやらしくなるぎりぎりの線だったと思います。
音色は素敵でした。

これで今日(すでに昨日)のコンサートはすべて終了。
10時間後にはようやくヌーブルジェとご対面です。

合間合間に超特急で記事をアップしていたこともあり、かなりへばりました。

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ラ・フォル・ジュルネ」カテゴリの記事

コメント

エレンさま:

いらっしゃいませ。
3日間通い詰めでクールダウンしております。

ラム-ルも聴いたので記事を書きました。
小柄なのに迫力満点でした。

今後ともご贔屓に。

申し訳ありません、
宛名を間違えました
下のコメントはあふらっとさんあてではなくて、まいくまさんあてです。
すみませんでした。

あふらっとさま、

こんにちは。初めて書き込みさせていただきます。よろしくお願いします。
こちらはラ・フォル・ジュルネに関する記事が充実していて、とても楽しめました。ありがとうございます。

暗がりコンサート、なかなか凄いんですね、ほんとにこんな風なんだとびっくりです。しかもちゃんとあふらっくさんは当ててらして、ますますびっくり。
わかる人にはわかるんですね。

前の記事でちょっとだけ話題にしてらしたアダム・ラルームを 昨日聴いてきました。わたしは好印象でした。
お好きだというヌーブルジェもとれば良かったなと、こちらを読んでおもっています。

あふらっとさま:

お返事遅くなりました。
もう終わってしまいましたね。

チェロソナタもシューマン協奏曲も良かった。
特にシューマンはすごく良かった。
大満足です。

おつかれさまでした!
私は明日からの参戦なので、雰囲気が伝わるレポートを楽しく拝見させていただきました。
明日はショパン チェロソナタ と シューマン ピアノ協奏曲でご一緒ですね。
待ちに待ったので非常に愉しみです!

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