最近のトラックバック

« アンドレイ・コロベイニコフ コンサート@ラ・フォル・ジュルネ#278 | トップページ | ショパン:ピアノ・ソロ全曲演奏第10部「新しい生活」@ラ・フォル・ジュル »

2010年5月 4日 (火)

ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ コンサート@ラ・フォル・ジュルネ

今日(といっても日付はすでに昨日)のトリにして、今回の私にとっての最大の目玉のひとつです。

(パリ室内管弦楽団&ジョセフ・スヴェンセン指揮)

【プログラム】
シューマン:序曲、スケルツォとフィナーレ op.52
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54

【アンコール】
シューマン:子供の情景op.15から 13番「詩人は語る」
(たぶん)

序曲でまず、スヴェンセンのユニークな指揮ぶりと、パリ室内管の実力が披露されました。
繊細ながら音色の豊かなオケのようで、ヌーブルジェにぴったり。

さて、いよいよヌーブルジェの登場。
抑え気味のポロネーズのこともあったし、時差ぼけがとても心配でした。
しかし、演奏が始まりそんな心配はあっさりすっとんでしまいました。

ホールCでのヌーブルジェのピアノの響きは、彼本来の持ち味である、ピュアでブリリアントに輝くものでした。
これを待っていたのです!

シューマンの協奏曲は、事前に想像していたとおり、ヌーブルジェにピッタリ。テクニカルなところ、リズミカルなところ、リリックなところ。
第1楽章からヌーブルジェの特徴が余すなく発揮され、楽しいことといったらありません。
例によって、左を向いて掛け合いのタイミングを計っています。だから息はぴったり。
カデンツァの充実度は感激もの。

つなぎでありながらコミカルなニュアンスに富む第2楽章も素敵に表現したあと、3拍子で躍動感あるリズムにあふれる第3楽章へ。

ヌーブルジェは何度も書くように、インテンポを守るピアニスト。
拍をキチンときざむ。
そのきざみ方がモダンでセンスが良いので、とても気持ちが良い。
音が爽やかで気持ちよく、リズムが気持ちよい。
この第3楽章はそんなヌーブルジェにうってつけ。
楽しい。楽しすぎる。身体が自然と揺れ、顔の筋肉の硬直が解けていくのがわかる。
ヴィルトゥオジティーもいかんなく発揮され、フィナーレも完璧。
ありがとう。
ブラボー。

打ちひしがれ、疲れ切っていた心身を、明るく清涼感のある音楽のシャワーで洗い流すことができました。

カーテンコールにこたえ、アンコールを1曲。子供の情景から最終曲。
しっとりと集中してヌーブルジェらしい余韻に満ちた終わり方。
お休みなさいといことでした。

« アンドレイ・コロベイニコフ コンサート@ラ・フォル・ジュルネ#278 | トップページ | ショパン:ピアノ・ソロ全曲演奏第10部「新しい生活」@ラ・フォル・ジュル »

ヌーブルジェコンサート鑑賞記」カテゴリの記事

ラ・フォル・ジュルネ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1169149/34509509

この記事へのトラックバック一覧です: ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ コンサート@ラ・フォル・ジュルネ:

« アンドレイ・コロベイニコフ コンサート@ラ・フォル・ジュルネ#278 | トップページ | ショパン:ピアノ・ソロ全曲演奏第10部「新しい生活」@ラ・フォル・ジュル »

twitter

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ