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2010年5月24日 (月)

ミュージックバードでナントのラ・フォル・ジュルネライヴ公開

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの公式サイトにニュースが載っていました。
高音質のラジオが聴ける、ということなのですが、どうも時代についていけていないように思います。
加入料が1,260円で聴取料が1チャンネルあたり月630円。
工事代が15,750円かかり、専用チューナーと専用アンテナが必要。

たしかにコンテンツはクラシックファンには魅力的です。
しかし、少なくとも私には高音質ラジオをゆっくり楽しむ時間などありません。
工事を頼むのも面倒だし、どのくらい聴くかわからないものに固定費をかけたくない。

クラッシック・ファンなら、多少手間がかかろうが、お金がかかろうが、高音質を求めているに違いない・・・
こういう考えは、もう古びている気がします。
ましてや、ラ・フォル・ジュルネのファンであれば、敷居の低さが魅力でしょうから。

私の場合、音楽のほとんどはipodで隙間時間に聴き、まとまった大切な時間はライブ通いに使っています。
CD買っても、1枚まるまるじっくり聴くこともできない。

もう、音質はそこそこで良いから、手軽に安くたくさん聴けなければ、魅力はありません。

ベルリン・フィルのデジタル・コンサートは大変有意義な試みだと思いますが、ネックはパソコンの前にへばりついていないと聴けない、ということではないでしょうか。

しかし、ipadの登場により、まもなくネックは解消することでしょう。

デバイスの「手軽さ」というのは、これからの時代の大きなキーワードだと思います。

たくさん聴かれてこそ、クラシック音楽文化もさらに発展するのではないかと思います。
聴かれない音楽は存在しないとの同じですから。

今日は少し語ってしまいました。

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コメント

あかつきさま:

コメントありがとうございましたm(_ _)m

確かにお金も、そして時間も有限。
だんだん歳をとってくると余計に感じます(^^;)

優先順位は考えざるを得ませんね。

同感です。
僕の知る限りでは、オーディオマニアとクラシックマニアは少し違う気がします。
前者は理想の音質を実現して、満足するタイプで、CDは実際はあまり聴かない人が多い気がします。
後者はクラシック音楽を聴くことが好きな人で、もちろん音質は良いに越したことはないけれども、演奏をたくさん聴くことを好みます。

僕は後者です。
1つの演奏の価値は常に相対的なものだと思います。
言い変えると、他の演奏と比べて、初めてその演奏の価値が見出せるということです。なぜならば、演奏の価値は、その演奏が唯一無二の演奏であると考えるからこそ、価値として見出せるからです。世界で初めて演奏される曲の演奏が良いものかどうかは、絶対に判断できないです。

だから、僕は1つの曲に対して、1つでも多くの演奏を知っているほうが、真に迫った演奏に対する評価ができると考えます。

だから、音質よりも、いかに多くの演奏を聴き、知るかが大事だと思います。
僕は同じ演奏を聴くにしても、いかに効率よく聴くか、いかに安い値段で手に入れるか(人間が一生に稼げるお金は有限ですから)に重点を置いています。

あふらっとさま:

まとコメです。

ヌーブルジェのソロは、さすがに追い切れません。
去年くらいからはある程度わかりますが、全貌はつかめません。
なにせ、まだ「公式サイト」がないので・・・

プロモーターはやはりカジモトのようなのですけどね。

BS関係も見づらいです。
「決まった時間に放映され、それをあらかじめリサーチした上で、録画作業を間違いなくやっておく」とぃうプロセスが多すぎます。
来年は、VODとなりIpadで購入して観られるようになっているでしょうか。

シューマン:コンチェルトは録画されなかったのでしょうか?だとしたらもったいない。金沢でも弾いていすので、あったら配信してほしいですねえ。


追伸:英雄ポロネーズ(auでないのでDLできず(;ω;))とシューマンのピアノ協奏曲を放送してくれないのは残念な限りです・・・

たぶん5/3に放送された「今日は一日ショパン」で放送されたものと同じだと思いますが、
6月3日(木) 午前6:00~6:55 のクラシック倶楽部(BShi)で、
ラ・フォル・ジュルネでのヌーブルジェの演奏が一曲だけ放送されるようです。

演奏会用アレグロ イ長調 作品46
ピアノ:ジャン・フレデリック・ヌーブルジェ

録画を逃した方はチャンスですね!

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