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2010年5月 4日 (火)

ベルトラン・シャマユ コンサート@ラ・フォル・ジュルネ#354

トゥールーズ出身。幼少より神童と注目され、パリ国立音楽院にてジャン=フランソワ・エッセールに師事。またマリア・クルチオ、マレイ・ペライアの弟子でもある。弱冠20歳でロン=ティボー国際コンクールに入賞し、由緒あるパリのサル・プレイエル、シャンゼリゼ劇場、ミュンヘンのヘラクレスザールで演奏。

【プログラム】
ショパン(リスト編曲):彼女の好きな(17のポーランドの歌 op.74より第5番)
ショパン(リスト編曲):私の見えぬところに(17のポーランドの歌 op.74より第6番)
メンデルスゾーン(リスト編曲):歌の翼に op.34-2
メンデルスゾーン:無言歌 嬰へ短調 op.67-2「失われた幻影」
メンデルスゾーン:無言歌 ハ短調 op.38-2「失われた幸福」
メンデルスゾーン:無言歌 イ長調 op.102-5「子供のための小品」
シューマン(リスト編曲):献呈(歌曲集「ミルテの花」op.25より第1番)
リスト:物思いに沈む人(巡礼の年 第2年「イタリア」より)
リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」への追加 「ヴェネツィアとナポリ」より(抜粋)

一昨日の「暗がりのコンサート」で誰だか知らずに聴いて、なかなか良い雰囲気だと思ったシャマユ。
これもまた期待していました。
ホールは一昨日と同じB7。

当然ながら同じ音がしました。
ヌーブルジェに近い透明感があるのだけれども暖かく色彩感があります。
そして、低音の響きやフォルテシモになったときの大迫力とそれでも曇らない音がすばらしかった。
技術的にとても安定していて、音が美しく、音楽の造りは、ディナーミクこそ幅をとりますが、基本的に奇をてらわない。

リストの一部と一昨日聴いた編曲の2曲を除いて、皆初めて聴く曲だったのに、ぐぐっとシャマユの世界に引き込まれてしまいました

メンデルスゾーンは多彩なニュアンスに富んでいたし、リストの曲にはたまにたいへんモダンなメロディーや和声を使用しているものがあって現代のドラマのテーマ音楽にでも使えそうで実に格好良い。
巡礼の年はリストらしい超速パッセージや分厚い和音満載ながら、おつりがきそうな余裕の弾きっぷりでした。

技巧もともかく、シャマユの良かったところは、その音楽の雰囲気。
うっとりするような、懐の深い、暖かい気持ちにさせてくれる音楽。

これは今後注意して追いかけたくなりました。
どうやら今回のラ・フォル・ジュルネでの新たな発掘になったようです。

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