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2010年5月 2日 (日)

クレール・デゼール コンサート@ラ・フォル・ジュルネ#163

14歳でパリ国立音楽院に入学。ジャン・ユボーの室内楽クラス、ヴェンシスラフ・ヤンコフのピアノ・クラスにて一等賞を獲得。その後、同楽院の修士課程に進み、フランス政府から奨学金を得てモスクワに留学、チャイコフスキー音楽院にてエフゲニー・マリニンに師事した。フランス帰国後は、パリ国立音楽院修士課程にてロラン・ピドゥーに室内楽を師事。

【プログラム】
ショパン:ノクターン 嬰ハ短調 op.27-1
シューマン:8つのノヴェレッテop.21より
            第2番 ニ長調
            第8番 嬰ヘ短調
ショパン:ノクターン ヘ長調 op.15-1
アルカン:悪魔的スケルツォト短調 op.39-3
ショパン:幻想曲 ヘ短調 op.49

ジュジアーノのコンサートが延びてしまい、最初のノクターンを聴きもらしてしまいました。好きな曲だったのに。
ドア越しに聴いた感じでは、緩急の対比をとても明確に出しているようでした。
シューマンはあまり親しんでいない曲なので、なんともいえませんが、歯切れよく弾いていました。

ノクターン15-1は、ヌーブルジェでさんざん親しんだよく知る曲。
これも緩急がポイント。
緩のテーマは大変デリケートで、ルバートは多め。ヌーブルジェがかなりインテンポで弾くのとは対照的でした。
中間部の嵐は、慌てず一音一音をしっかり出す、という感じ。
このあたりはヌーブルジェの怒濤のテクニックがすごいのだとわかりました。
アルカンは初めて聴く曲。
ショパンと同時代にパリにおり、ショパンとは友人だったらしいですが、相当な変わり者だったそうです。
曲は、ややリストっぽいテクニカルなもの。
デゼールにはあまり合っていないのではないかなあ。
幻想曲は名演でした。
集中力があり、音楽の流れがすばらしかった。

デゼールの音は、聴いているとなんだか安心できる、とても健康的なものでした。なので、シューマンの屈折した感じや、それこそアルカンの「悪魔的」な感じの表現は弱いものの、とてもすがすがしかったです。

それにしても、G402はとてもデッドで、ダンパーペダルを踏んだ音と、踏まない音の響きの差が激しく、演奏家泣かせではないでしょうか。

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