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2010年5月 2日 (日)

フィリップ・ジュジアーノ コンサート@ラ・フォル・ジュルネ#112

シンフォニア・ヴァルソヴィア&ヤツェク・カスプシク(指揮)

朝当日券が手に入ったので急遽聴いてみることにしました。
ジュジアーノは1995年のショパンコンクールで1位なしの2位。
ラ・フォル・ジュルネの常連で、とてもデリケートなショパンを弾くので、シ
ョパンの再来とも言われているそうです。
ショパンの楽譜の校訂などもしています。

【プログラム】
ショパン:モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変
奏曲 op.2
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21

5000席のホールAはほぼ満席でした。

「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲は初めて聴きました。ドン・ジョヴァンニ自体見ていないので、知らない曲かと思いましたが、よく知ったメロディでした。
映画「アマデウス」でも使われていたと思います。
長い序奏と華麗なる変奏からなる曲。この曲を聴いたシューマンが「天才の登場だ」と評論したことは有名です。

ホールAには今回前方左右の壁に大きなスクリーンが設置され、演奏者の姿が大映しにされ、遠方からでもよくわかるように配慮されていました。

ジュジアーノの演奏は、以前聴いたときと同様、ナチュラルで軽やかで繊細。
およそヒステリックな音というのがありません。
演奏効果的には派手さはないのですが、手の動きなどみると、大きく長い指をまっすぐ伸ばし、力は完全に抜け、まったく無駄がありません。
実はものすごいテクニックを持っていることがわかりました。

協奏曲は第2番は第1番ほど有名でないものの、若々しいショパンの魅力満載で、大好きです。ジュジアーノはこの曲でも仰々しさを完全に廃し、あくまでデリケートかつ軽やかに音楽を奏でます。
ル・ジュル・ナル・ド・ショパンの頃は、やや物足りないと思ったものですが、今はどうしてなかなか、すてきなショパンだと感じます。

カプシスクの指揮は、最初ややねちっこいかなと思いましたが、第3楽章あたりはだいぶ歯切れがよくなってきたと思います。
オケはやや管が弱かったかもしれません。
第3楽章の終結部に入る前のホルンのファンファーレが無残なことになってしまってしまいました。

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