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2009年7月 9日 (木)

モーツァルトソナタに挑戦

気候が身に堪えじっくりCDを聴き比べて感想をまとめる気力がなかなか湧いてこないので、随想でお茶を濁します。

ピアノのレッスンを数十年ぶりに再開してようやく3ヶ月と少しが経過しました。「厳しく真っ当に」とお願いしたとおり、それはそれは丁寧に階段を一段づつ昇るような指導を受けています。

指の独立性を高めるエクササイズをした後、スケールを3通りの弾き方で片手づつ。そして同調のアルペジオ。
ツェルニーの30番を1曲。
バッハのインヴェンションを1曲。
そして、いわゆる「曲」としてソナチネアルバムから1曲。
なかなかハードです。

しかし、成果は確実にあがり、見違えるように指をコントロールできるようになっていくのを実感しています。
先生は音楽性にあふれ、また技術的なノウハウの引きだしもたくさん持っていて、たいへん楽しく充実したレッスンライフを送っています。

ソナチネを1曲あげたところで、先生からソナチネではつまらないからモーツァルトにしましょうという提案を受けました。
まさか、こんなに早くモーツァルトのソナタに挑戦できるとは思っていなかったので、すこしとまどいましたが、先生のノリに従いやってみることにしました。

曲はピアノ・ソナタ第12番 K.332 ヘ長調。
私の大好きな曲のひとつです。

実は、ヌーブルジェの金沢でのコンサートのための準備で、モーツァルトの初期(ケッヘルの200番台)のソナタを、今年に入って随分聴いてきました。
なかでも、ヌーブルジェも弾いた1番のハ長調のソナタが、軽妙でチャーミングでユーモアにあふれていて、ここのところ、かなりのお気に入りでした。
「1番はどうでしょう?」と聴いてみたところ「あれは難しい」とのことでした。
確かに、音符はそんなに多くないのですが、あの洒落た感じをいやみなく弾くのは、結構難しいのかなと思います。

それに対し、12番は演奏効果は抜群ながら、技術的にも音楽的にも案外弾きやすい感じがします。
第3楽章は相当なテクニックがいるように思っていたのですが、落ち着いて楽譜をなぞると、そう弾きにくくはない。一部のプロのように、もの凄いスピードで弾く必要はないわけですから、十分ものにできそうです。

とは言うものの、今の私の技術レベルでは相当な背伸びであることは間違いありません。
果たして、第3楽章までたどりつくのに、何ヶ月かかることやら。
でも、全部弾けるようになったら、このうえない悦びでしょう。

さっそく譜読みにはいっていますが、勝負は一通り指でなぞれるようになってからです。
大人になってからのピアノの醍醐味は、自分なりの音楽をどう作るかです。

CDで何人かの演奏を聴いています。
デリケートで線の細いピリス。
骨太で男性的なグルダ。
ギャラントな華麗さのクラウス。
落ち着いて力の抜けたバックハウス。
思い入れたっぷりのプレトニョフ。
ロマン的なぶっ飛びのハイドシェック。
点描的ぶっ飛びのグールド。
細部いじくり回しぶっ飛びのシュタイアー。

さて、私はどうしようかしらん。
これからリクリエイトの楽しい日々がはじまります。

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