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2009年5月11日 (月)

ラ・フォル・ジュルネ東京2009~コロベイニコフコンサート

東京では、5/5にルネ・マルタン氏が非常に高くかっているという、アンドレイ・コロベイニコフの演奏も聴いてみました。
1986年ロシア生まれ。ヌーブルジェと奇しくも同い年です。

ほとんど予備知識なしでのぞみました。
プログラムは

1.J.S.バッハ:パルティータ第5番 ト長調 BWV829
2.J.S.バッハ:パルティータ第6番 ホ短調 BWV830

名曲です。

コロベイニコフの演奏でまず印象的だったのは、ペダルをほとんど使用せず、キレの良いノンレガート主体の弾き方だったことです。
ノンレガートと言っても、グールドのように乾いた音ではなく、もう少しウェットで、もちろん雑な音色は奏
でません。大変よくコントロールされたテクニックでした。
スピードがあって、レンジが広く、終止の盛り上げ方などがはっきりしているので、メリハリがあり、聴き応
えがありました。

バッハのこの手の組曲は、楽譜を見ると、前半でリピート、後半にもリピートがあり、大抵のピアニストは指示通り前2回、後2回弾きます。グールドだけは別で、ほとんどリピートしません。リピートしたとしても前半だけだったりします。

私の趣味的には、せめてリピートは前半だけにしてもらいたいところです。
後半も同じ弾き方で2回弾かれては、どうも音楽がくどくていけません。

で、コロベイニコフも例に漏れず、きっちり前後半リピートをしました。
ところが、今回にかぎっては、後半いったん盛り上げて終止し、間髪いれずにもう一度リピートしても、なぜ
かもう一度聴きたくて、リピートがくどく感じませんでした。

それだけ、コロベイニコフの演奏に引き込まれてしまったようです。
6番のジグはとても印象深くて、今でもまだ耳に残っています。

後で知ったことですが、どちらかというと叙情的な曲や、ロシア物を得意としているようですね。
今週の木曜日にリサイタルでベートーヴェンを弾くので、急遽聴いてみることにしました。

コロベイニコフはこの日夕方のミュージックキオスクにも出演し、

J.S.バッハ/ブゾーニ
目覚めよと呼ぶ声が聞こえ BWV645


J.S.バッハ/ブゾーニ
シャコンヌ BW1004ー5

を弾きました。
前日、ヌーブルジェのブラームス編曲のシャコンヌを聴いたばかりで、この日はブゾーニ編曲のシャコンヌを
聴けました。
演奏は勇壮で情緒溢れるものでした。

若くて個性的なピアニストが最近増えてきているようで、とても喜ばしいことです。

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