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2009年5月12日 (火)

ラ・フォル・ジュルネ2009~仲道郁代、ベレゾフスキー

今回のラ・フォル・ジュルネでは、ピアニストではヌーブルジェをストライクゾーンとして、ケフェレック、コロベイニコフがお目当てで、あと空いた時間に、金沢で仲道郁代さんを、東京でボリス・ベレゾフスキーを聴きました。

仲道郁代さんはモーツァルトのソナタの1番から3番を聴きました。
1番はヌーブルジェとかぶりました。

ピアノとフォルテの入れ替わりに神経をくばった丁寧な演奏だったと思います。丁寧すぎて、少し流れが停滞するようなところはあった気がします。

ヌーブルジェやケフェレックと聴きくらべて感じたのは、音の繊細さの差です。ヌーブルジェ、ケフェレックにはおよそ無造作に聞こえる音がありません。どんなフォルテであっても、音が割れたりにごったりしない。
これは昨年のル・ジュルナル・ド・ショパンでもヨーロッパのピアニストに感じたことです。

ボリス・ベレゾフスキーはバッハのゴールドベルク変奏曲を聴きました。

チャイコフスキーコンクールの覇者だけあって、バッハというより、チャイコフスキーかラフマニノフでも聴いているような感じでした。
たぶん、普段はレパートリーにはないのではないでしょうか。
楽譜も見ながらの演奏でしたし。
あえて、自分の得意な表現方法で、ゴールドベルクに挑戦したのではないかと想像しています。

特に、29番目、30番目の変奏あたりになると、なりふり構わないというか、完全にバッハを逸脱して、奔放に弾いていました。

私の趣味からすると、ちょっとどうかなというところでした。

それにしても、今回バッハの曲を4人のピアニストの演奏で聴いてみて、いかに、バッハは表現に多様性があるのかと感じ入りました。

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