ラ・フォル・ジュルネいよいよ開幕
金沢と東京でいよいよラ・フォル・ジュルネが開幕します。
新型インフルエンザ騒ぎで少し心配ですが、今現在では順調に準備が進んでいるようです。
さて、ヌーブルジェは5月2日の朝、まず金沢に登場し、モーツァルトのソナタやロンドを弾きます。
大阪フィルとのジュノムコンチェルトでは、ブリリアントでキレのあるヌーブルジェのイメージとうって変わった、ソフトでデリケートなモーツァルトを作っていました。
さて、ソロのモーツァルトはどのようなアプローチをとるのでしょうか。
ソナタ1番の出だしのアルペジオがどう弾かれるのか、もう、楽しみでなりません。
切れ味鋭いのか、ソフトなのか、明るいのか、軽妙なのか・・・
そして、テンポは早いのか、じっくり聴かせるのか・・・
イ短調のロンドのあの屈折した感じをヌーブルジェはどう表現するのか?
ニ長調のロンドはヌーブルジェのためにあるような曲。
そして、トルコ行進曲。アレグレットの指示をどう解釈するか。グールドは論外として、ピリスのように本当にアレグレットで弾くのか、サイのようにプレストに近いようなアレグロで弾いてしまうのか・・・
本当に楽しみです。
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