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2009年2月13日 (金)

ル・ジュルナル・ド・ショパン~NO.8「サンドとの出会い」

公演も夜に入り、いよいよ雰囲気が高まってきました。

ショパンの作品も中期の名作群がだんだん登場してきます。

大変楽しみです。

今回ヌーブルジェはトリ。

曲目はまたもやポロネーズ。op40-2。第4番です。

これまた、あまり演奏の機会のない曲です。少々がっかりです。

実は、あまり覚えておらず、メロディーが浮かんできません。

1番~7番までのポロネーズでメロディーが浮かんでこないのが、この4番だけでした。

ヌーブルジェは若いせいなのか、どうもマイナーな曲ばかりふられているようです。

軍隊ポロネーズを、バル=シャイがなかなか聴かせた後だけに、期待と不安がいりまじった気持ちで、出番を待ちました。

しかし、演奏が始まると、すぐに不安の方は消し飛びました。

出だしのアレグロ・マエストーソ。

やや遅めのテンポ、深くえぐるような左手のタッチ。もの凄い集中と、そして、絶妙な間の取り方。

まさに厳かです。あっという間にヌーブルジェの世界に引き込まれてしまいました。

冒頭テーマが繰り返されるたび、胸が熱くなり、とうとう涙が溢れてきてしまいました。

なんと素晴らしい曲なのでしょうか。いや、ヌーブルジェの魂がこのあまりメジャーとはいえないポロネーズを、名曲として蘇らせたのです。

また、ブラボーと叫びたいところでしたが、感極まって声を発することさえできませんでした。

後になって思うと、この曲の演奏が、ル・ジュルナル・ド・ショパンにおけるヌーブルジェの演奏の白眉だったのではないでしょうか。

それくらい、感動的な演奏でした。

こんなに感動したのは、5年前にツィメルマンのショパンの第3ソナタを聴いた時以来でした。

今回、ちょっと無理をして、まる2日間のチケットを購入したことは、大正解でした。

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