ル・ジュルナル・ド・ショパン~NO.6「惜別の甘い調べ」
昼をはさんで、この日(11月29日)2回目のコンサートです。
今回は5人が登場します。ヌーブルジェは2人目。
最初のジュジアーノは、やはりおとなしくインパクトが薄かったです。
さて、ヌーブルジェの演奏曲は、2曲。
「ノクターン op15-2」と「ボレロ op19」です。
ノクターンは有名な曲です。スタニスラフ・ブーニンがショパンコンクールで弾いた演奏が耳に残っています。つい先だって、横山幸雄のコンサートでも聴きました。
なかなか素晴らしい。きれいな音色と、緩急の差、微妙な間合い。良いではないですか。
しかし、びっくりしたのは、初めて聴く「ボレロ」の方でした。
出だしの序奏から引きつけられ、ポロネーズ風のテーマが始まると、その躍動感、切れ味の良さ、ブリリアントな響きに目を見張るものがありました。
初めて聴くのに、楽しい楽しい。こんな曲がまだあったなんて、不覚。
でも全集でもないかぎり、普通のCDには録音されませんからね。
ただし、この時点ではまだヌーブルジェの評価が私の中で固まったわけではありませんでした。この先もう少し聴いてみたい。
この後、児玉桃譲とアンヌ・ケフェレックおばさん(失礼!)が今回お目見えしました。
残念ながら、児玉さんはややタッチが荒く(下部雑音というのでしょうか、鍵盤を強く叩きすぎます)あまり関心しませんでした。
ケフェレックは、艶があって、楽しい演奏でした。
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