ル・ジュルナル・ド・ショパン~NO.14「告別のマズルカ」
4日間に渡るイベントもいよいよ最後のコンサートとなりました。
幻想ポロネーズを除いては、ショパンの吐息のような作品ばかりです。
ヌーブルジェの出番はもうありません。
バル=シャイは、マズルカがお似合いでした。
今回、マズルカ賞でしょう。
ただし、ライブは耳だけでなく、目でも聴くものなので、もう少し弾く姿を美しくしてほしいものです。
ポロネーズ賞はもちろん、ヌーブルジェです。
ジュジアーノのワルツはいけませんね。
エル=バシャのマズルカもイマイチです。
この2人、タイプが似ています。
奇をてらわない、まじめ、かっつり、音は小さく優しい。
構成感のある曲はともかく、小曲はどうでしょうか。
照明が落ちてコンサートが終わる趣向も悪いとは言いませんが、なんだか尻すぼみで寂しかったです。
けれども、とにかく2日間で10ものレベルの高いコンサートを、安い値段で聴けて、大変貴重な体験ができ、嬉しく思います。
エル=バシャとルネ・マルタンには感謝感謝です。
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